タヌキングは高校生集団が苦手

タヌキング

タヌキングと高校生集団

どうもタヌキングである。

突然だがタヌキングは高校生集団が苦手である。

電車移動する際も高校生を避けて、別に急ぐ必要も無いのに特急を使うぐらい高校生集団が苦手である。友達などと一緒の時は大丈夫なのだが、コチラが一人で、向こうが集団だとダメ。

どうして苦手かと問われると、騒がしいしマナーが悪い、割と大きな声で周りの人たちの悪口を言う等々、枚挙いとまがない。

まぁ、高校生という今を楽しんでいるのだろうが、彼らが社会人になってマナーを守っていると思うと滑稽ですらある。



集団でいると、その集団で自分を大きく見せる為に、何か突拍子も無いことをしてしまう心理が働くとか働かないとか、高校生の集団ともなると更にそれが大きく出るのでは無いだろうか?

タヌキングが高校生集団に出会った時、あまりにも騒がしい時は注意した方が良いのだろうか?でも上手く言えないだろうし、注意して怖いもの知らずの高校生が、言葉のナイフでコチラを切りかかって来られては嫌だしなぁ、とか考えてしまう。

更に自分が高校生の時のことを考えて、同じようなことをしていたかもしれないと思うと、自分には注意する資格すら無いのかもしれないと軽い自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしばである。



タヌキングはランニングをするのだが、信号待ちの時、高校生集団が前から現れると物凄く嫌である。下を見たり目線を遠くに向けたりしてやり過ごす。

自分が見られて嘲笑されるなんて自意識過剰かもしれないが、万が一そんなことをされたら三日はそのことで悶々としてしまうだろう。

我ながらタヌキングは意外とデリケートな人間である。



学生に会わない様に、休日を避けて平日に遊びに出掛けるのがタヌキングの行動スタイルなのだが、たまに土日でも祝日でも無い時に学生が電車に乗って来る時がある。あれは割と最悪だ。

テスト期間中だとか何かの振り替え休日なのか知らないが、こうなってくると各学校のスケジュールすら把握したい気持ちになる。そんなアプリを誰か開発してくれ。



つらつらと書いてきたが、高校生諸君はタヌキングのこんな独り言を気にしないでも結構。社会のルールすれすれで自由にやって良い。

君たちが何をやろうが君達の勝手なのだ。そこに私が介入することは無い。

ただ私が苦手だなぁと思ったからエッセイという形に昇華したかっただけなのである。

一度しかない十代の高校生、面白おかしくやってくれて大いに結構。ただ少し周りの人たちのことを考えてくれると、タヌキングおじさんは嬉しいよ。

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