白い鳩はガザへ行く

なつのあゆみ

白い鳩はガザへ行く

私は白い鳩、平和の象徴である。ガザへゆく、ガザは平和ではない私の使命がそこにある。

 酷い襲撃だ。イスラエル軍の容赦ない、パレスチナ人を殲滅するという醜悪さが鳴り響いていた。

 子供が震えている、大きな黒い瞳を見開いて3歳の子が震えて食事もできない、そもそも子供らに食べるものがない。

 目の下に酷いくまがある子供の恐怖の振動は止まらない。子は震える、親が目の前で吹き飛ばされた。

 おじさんとおばさんの声も聞こえない、子供の頭の何では襲撃の音が鳴り響いている。

 イスラエル軍は支援物資も攻撃した。

 私は怒り、仲間を呼んだ。

 羽根を広げて私は瓦礫の上を飛ぶ。


 やめろ!

 やめろ!


 私は叫んで飛び回る、私の羽根が赤くなる。

 仲間たちもやってきて、わたしと共に叫んだ。


 殺すな、もう殺すな!


 私たちをイスラエル軍を見ない。

 私たちは白い鳩は真っ赤な鳥となった。


 パレスチナの人々はラファまで逃げる、そこから先は逃げ道がない。我々、平和の象徴がここで盾となる。私たちは勢いよく飛び回って血を振り落としてまた白い鳩となり、旋回する。


 世界の首脳たちは何をしている!

 止めるべきことを止めず、やらなくていいことばかりをしている!

 我々鳩ではもう止められない、世界が一丸となって虐殺を止めるべきだ。

 遠くから市民のデモが聞こえると、私たち鳩の心臓は震えて飛ぶ力を与えてくれる。

 絶対に民族浄化を完遂させるものか。

 必ず虐殺を終わらせる。

 私たちは血に濡れ、瓦礫の灰にむせながら、飛び続ける。

 世界の人々よどうか信じてくれ、あなたにガザの虐殺を救える力がある。


 freeparesutina

 stopgazagenocide

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