ダンジョンのある世界でブラック企業に勤めていたら、悟りを開きました
暁 天夜
第1話
ダンジョンが一般的な物になってから、5年。
社会的にダンジョンが第四次産業として発展していく世界で、俺はマイナーな企業に就職し、日々平穏な日常を送ろうと思っていた。
意気揚々と職場に向かったその日から、俺のブラックで修行のような日常が始まった。
ーーーーダンジョン内にてーーーーーーーーー
「そいっ!」
なんとも気の抜けるような掛け声とともに大型の地竜の首を手刀で切り落とす男がいた。
その男の名は、
ぱっと見、中肉中背で顔も美形ではなくThe平凡という言葉が似合う男だ。
そんな彼が何をしているのかというと、会社の商品に使用するための素材集めだ。
ただし、普通に考えると彼の仕事は些か頭のネジがはずれているか自殺行為そのものでしかないが。
ダンジョンを専門としている凄腕の探索者ですら、危険すぎて近寄らないダンジョンである龍の巣を一人でまるで散歩するかのように歩いている彼は、これがどれほど異常であるかなどわかりもしないのだろう。
彼にとってはこのダンジョンですら、命の危険わわ感じない散歩コースとかわらないのだから。
ダンジョンのある世界でブラック企業に勤めていたら、悟りを開きました 暁 天夜 @Akatukitenya1007
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ダンジョンのある世界でブラック企業に勤めていたら、悟りを開きましたの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます