神から鬼へ、祝いまで
千崎 翔鶴
翁-神男女狂鬼-附
滝の水 とうたらとうたり 流れ落ち
御代とは
世の中に 薬の水は なき
老いを
うららかな のどけき
月の
ただ頼め しめぢが原の さしも草
さて
弓流し
身を
苦しみの
男か女か あるいは花か
切れぬ
山の
ざらざらと
我が子の名ぞと 探して
これは我が子か それとも風か
亡き人の
持ちたる
少女は
はし鷹の 野守の鏡 えてしかな
人の
浮くか沈むか 沈むか浮くか
海上で
つきせぬ宿こそ めでたけれ
神から鬼へ、祝いまで 千崎 翔鶴 @tsuruumedo
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