あとがき、補足


企画の趣旨的に季節を感じるネタや「純文学!」といった内容が適しているのだろうなとは思いつつ、僕の中の立夏は「これ」なので「これ」を書きました。


いや、どれやねん……という話になってくるので深掘りいたします。


今は昔、立夏の時期は全国のキッズがブラウン管の前でCMを眺めながら、はたまたおもちゃ屋さんで新商品を眺めながら浮き足立つ、そんな頃もあったと思うのです。


前編で主人公が語るように毎年戦いが続き、春先には大団円を迎え、また新たな戦いが始まる。

どこか違和感のある次期ヒーローや真新しい合体ロボットに少しずつ馴染んでくる季節が立夏。


それが僕の、心の原風景なのかもしれません。


今となっては日曜朝と日曜夕方に集約されてしまい、日曜夕方に至ってはサン○イズ要素が消えてるシーズンも多々ありますが、金曜は特撮! 土曜はロボット! 日曜はメタルヒーロー! の時代を思い出しながら執筆しました。


冷静に考えるとフライトユニットなしで、どうやって成層圏から東京まで飛んだのかなって感じですけど気合いと勇者力で補ったのだと思います。

最強の戦車や最速の戦闘機ときて、おそらくは大型輸送機やら、それと何やらよく分からないけどドリルや輻射波動を搭載してる車両または航空兵器……という四機に対してカナリーイエローだけ四tトラックってあまりに不憫な気がしました。


でも、その辺りも気合いと勇者力で補ってます。


何事も、勇者力でカバーしていきましょう。


〈了〉

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