が金魚伝

イタチ

第1話

きせき金魚


物事を、運の回転率だと言うのであれば

サイコロの出目の確立

ルーレットの止まる確率を、割り出したとき

それは時として、天文学的数字に額面上及ぶことがあるだろう

しかし、我々人間の記憶力はどうであろうか

ある一定の数字を、覚える能力を、徐々に数を上げていった場合

最後に残った人間は、何桁の数字を、一定期時間内に、覚えることが、可能であろうか

それは、データーであれば、一瞬であろう

しかし、人間と言う機械を、使用した場合の

その確率は、機械と、張り合う事が、可能なのであろうか

人間の限界を、数値に直した場合

それは、運命の数の中なのであろうか



一から十まで、私のその日の体調・運・行動能力、頭の回転数は、過去最低値を、叩き出していた

いつもなら、ギリギリ間に合う、電車も、わずか目の前で、扉が閉まると言う体たらく

台風は、一週間後だと言うのに、電車を、遅刻必須で、待っているさなか

暴風雨が、駅構内まで、吹き込み、車掌さんたちが、天手古舞で、モップを片手に、走り回っている

そんな中、私は、冷えた駅内で、パンの代わりに、持ってきた、お茶の水筒を、樹脂製の年季の入った丸いベンチに座りながら飲み込んでいた

熱い液体が、体内に、流れ込むと、一息入れたような、人心地が、体内の温度を、あげたことにより、落ち着くはずであった

しかし、私の口内から、胃袋へと、落ちて行ったものは、「カラン」と、固形の音を、なぜか響かせながら、何とも、乳臭い白い液体が、私の中に、流れ込んだ

弟のカオルである奴の仕業だ

あいつは、馬鹿だ

馬鹿の二十段重ねでも、まだ足りない、世界の大馬鹿だ

幼い年齢にもかかわらず

自分は、コンフレークしか食べないと、馬鹿な貴族主義みたいなことを、小さい時から言いだし

更には、それは、よく冷えていないと食べる気もしない

生ぬるい牛乳など毒だ

などと、ぬかしやがる

奴はきっと、母乳も、テイスティングして

哺乳瓶から、ワイナリーの蔵から出した牛乳を、飲んでいたに違いない

どちらにしても、そんなことは、無かったが

奴はいつの頃からか、牛乳に、かぶれたのか、コンフレークに、まい進したのか

どうかは、全く、知らぬ存ぜぬ、どうでも良いが

私の水筒を、ぶんどって、水筒に、これまた、結構なものを、入れていると、ぬかしやがる

馬鹿ながきになってぃまったのだから、世の中嘆かわしい

幾ら泣いたところで、流す涙もとうに枯れ果てている私の足元には、

先ほどから掃除をしても幾らでも入ってくる

台風の雨水が、暴走した用水路からあふれた水たまりのように、落ち葉をただ浮かせながら、漂い

私は、その上を、蒸気船のように通り過ぎる

駅員のモップの黄色い染色に、めをうばわれるようにしながら

溜息をついた

どうして、こんな冷えた体に、冷えた牛乳を、流し込まにゃにゃらんのだ

にゃんたるこっちゃろ

にゃにゃにゃにゃん

私は、冷えた頭は、まるで、沸騰した金魚鉢のように

ただでさえ赤い金魚が、更に、怒り狂い湯だったように

どうにも、心地よさよりも、明朗略楽、頭脳のさえた明晰など、沸騰した電子機器よりも、使いどころなく、精密機器など、何の役にも立たないような、そんなアナログ、憤怒の怒り

赤いつの黄色い角が、まったくもって、生えていないのが、実に奇怪奇妙と言うような有様で、どうしようもなかった

弟へと、罵詈雑言を、含めた、憤怒の怒りが、いまだにかつてに、収まらぬままに、私は、運休しそうな

そんな電車に乗ったのが、もっともらしく、まず第一の間違いだったのは、どうしようもない、第一政界の、回答案であったのは、答えの解答用紙がこの世にあるのであれば、あったかもしれないが

どちらにしても、そんな解答用紙は、電車が、横揺れを起こすほどの、このたいふうのかぜで、どこかへへと、吹き飛ばされていることは、間違いようもない、現実味を含んだ回答であり

なまじ、もしそんなものが、この世にあろうものなら、私は、是が非でも、地獄の坂道を、登り切っても、追いかけて、びりびりばりばりと、罵詈雑言をさらに、ことさら、浴びせかけながら、叫んでいたことは、容易に想像がつくのである

私は、景気よく走りだした電車で、何一つ心配などせず

唯一は、遅刻の原因を、いかに台風のせいにしようかと、通りがかったこの自然現象と言う

神にも似た物理法則に、押し付けようかと、算段を、算段を重ね、三十重ねの言い訳を、思いつきながら

温かい暖房の中

まだ安全パイだと、酔いしれていた

そんな、阿呆な私は、実に、馬鹿だったことを、認めなければいけないのであろうか



電車の揺れに、私が、身を任せきれたのは、そこまで長い間ではなかった

私が、その目を開けたときはつまり、すなわち、寒さとの寒暖差により

私の睡眠欲が、自然に私の思考状態を、低落させ、私の意識体は、深い列車の揺れの深淵へと

落ちかねていた

しかし、それは、寒さと、電車の停車により

私の列車による、ゆりかごは、低迷をきたし

私が、ただ、椅子の上で、目を開けて、駅でもないのに、停車している構図を、私一人

列車の窓の反射により確認を取ることが可能となる

しかしながら、その向こうの景色は、相も変わらぬ灰色模様であり

空の灰色

地の緑は、山と何処までもあるような、田んぼが、敷き詰められ

私は、吹田の海の真ん中を、この頼りない四角い鉄の箱の中

浮かんでいるような光景だ

さすがに、雨だろうと、乗り回している

トラクターの赤い姿は、この雨の中では、確認できず

ただ、大海原に、長方形の箱が浮かぶと言う奇妙な、構図を、私は、俯瞰的目線により

確認し

更には、列車には、電気がまだ通っているらしく

只今、列車の浸水により

停車していますと

ご丁寧な、アナウンスが、鳴り響き

私の存在している

この最新鋭から、三十年は、経とうかと言う

三両編成の田舎列車に、知らしめる結果となったが

だからと言って、これからの予定はなく

ただ、私の遅刻理由には、拍車と箔が、ダブルで付く結果となっている

私は、ぼんやりと、空気の断絶に守られている

あったまることを、必死で、物理で、拒絶している

魔法瓶を、抱きしめながら

一思いに、一人、考え事をしていると言う風ではないが

電気が、付いたり消えたりして、不安定な乙女心を言い表すことを、必死で、努力している

この電車に搭載された

電気機器を、見ながらも、どうもにも尻目に、考えを、張り巡らさせた

私は、この場所にいるが、最悪なことに、鞄の中には、何もない

なぜ私はあの時、あの水筒を、手に取って、このかばんの中に、これ一つを、入れたのであろう

どうして、携帯ではなく、これを、手に持ったのであろう

どうして本でも化粧品でもなく、ましては、教科書ノートではなく

この魔法瓶を、持ってきてしまったのであろうか

この謎は、解くことを、拒否したように

更に、私の深淵なる魔法瓶は、現実には、弟のものではあるが

それは、中で、牛乳を、さらなる、冷感地へと、おもむかんとするように

氷が解けるまで、一定の温度を、必死に、保ち続けることであろう

狭く暗い液体の中で

しかし、私も似たような状態なのが、全くどうにも笑えない

先ほどの駅のように

私の足元には、全くどうして、水は見当たらない

しかし、電車が止まるほどの

浸水

水害を、受けて、閉まったがゆえに、それは決して低い水の水深水量では、無かろう事は、慮り、指し示すこともできよう事は出来るには、出来るが

しかし、じゃあ、どうするのかと言えば、それは、神の味噌汁

いや、神だけの献立ゆえに、分からない、事、この上なく不明

ただ、濁流とは、書いて字のごとく、濁った流れである

幸いなことに、流れはないが、しかし、そのせりあがる水は、電車の線路を、盛り上げている割石

バラスト砕石は、とうに、その、黄土色の水の底で、おねんねの様で、寝顔すら、窓の中からは、拝見することもかなわない

私は、少なくとも、車輪までは、あがっていると言う、予想を、立てたが

しかし、だからと言って、道全てが、その水に、埋まり

更には、土地勘がない

この田んぼでは、何処が、農道だか、田んぼだが、それとも、深い側溝だか、区別がつかず、危なっかしい

つまりは、出ること、敵わず、ただ、水筒の中の液体のように

いや、水筒は、内部に水を、ため込むが

私は、逆である

つまりは、空洞の中に存在する

いずれ、誰かが、助けに来るのだろうか

そんな、希望観測は、先ほどまで、恋煩いをしていた

電子機器の明かりが、失恋を、見せたように、ハナ占いで、希望を、失った

花弁を失った花のように

はなく、明かりは、消え失せ

私の心証を、どん底のように、言い表す、その芸術性は、果たして、この電車の仕業か

それとも、この自然災害

台風

神のみぞ知るのだろうか

暗さの中

やけに、灰色の窓の外は、モザイクのような

雨粒のベールに邪魔され

私ごときの眼力では

到底その心臓を、見通すことなど、出来そうもないと、言われているようで、ありました。


アナウンスが、水道の排水溝の中に、閉じ込められたように、音をなくし

窓の外の黄土色の土くれジュースは、わらを、巻き上げ浮き上がらせて

私の横を、通り過ぎる

車輪よりも、幾分上がった、その水位は、ついに、ドアの真下まで、迫り

私たち乗客は、仕方なく、一か所に、集められると、そのまま、先頭車両へと、車掌さんに、言われるがままに、追いつめられる

動くことも、無く、田んぼの真ん中に、隔離された

その箱舟は

動物は動物でも、人間のこの先を、指し示すような、灰色と黒色の服を身に包んだ、人間が、寄せ集められ

されど、たった五人と言う人間の数が、この電車の行く末を、指し示しかねない数字を、示していた

車掌を入れて七人

いまだに、救出はなく

落ち着いてくださいの

言語が、後ろから前から、聞こえるが

しかし、落ち着こうにも、騒ごうにも、ここで何かを言おうものなら、三枚重ねで、更に、同じことを、言われそうなので、私の口は、深く深く、厚く重ねて、チャックをすることにした

「それで、いつ頃動きそうですか」

灰色の鎧に身を包み、眼鏡をかけた男が、車掌に聞くが

こいつは、まだ動くと思って居るのだろうか

内部、スピーカーさえも、動かず、仕方なく、声を出している

車掌に向けて

防御力ゼロのスーツは、何か、厚いベールでも、掛かって居るとでも言うのであろうか

私は、ぼんやりと、立ちっぱなしで、これからのことを考えた

そのうち、誰か、ボートにでも乗って、救出に来るかもしれない

し、来ないかもしれない

もし来ないようであれば、我々は、手持ちの持ち物も、捨て去って、この水の棺桶の中で

世界一高い

中古の棺桶で、海もない県にもかかわらず

水葬でも、水の中で、されるのか、それは、安眠でも、無ければ、ただの極刑に過ぎず

窒息とは、これ如何に

私は、暴風雨吹き荒れる

車内に、あの黄土色の魔の手が

ドアのパッキンを、水圧と言う

この世の力学によって

侵入させられ

土嚢代わりのドアの隙間から

パッキンを、吹き飛ばさん勢いで、我々の足元まで、迫り狂って居た

私は、仕方なく、行儀は、悪いが

浮かれ気分で、人生で初めて、外人でもないのに、椅子の上に、靴を履いて、体育座りをする

他のものも、多少戸惑うも、きっと、うらやましいと見えて、同じように、椅子に避難した

箱舟の中の小さな浮島

車掌だけが、自分が乗れないことを、うらやまし気に、睨んでくるが、気にしない

私は、窓を開けると

暴風雨が、内部へと、自分の存在意を、存在意義を、指し示すように、なだれ込み

更に、車掌の顔色を、濃くしていった

さすが、古い電車は、一味も二味も食べたことはないけれど、舐める気も、さらさらないですけれど

窓は、現代の自殺防止か、事故防止か

クレーム対応費用よりも、安いと見えて、全く開かない

しかし、ここは、くそ田舎の、ド田舎である

何にもないが、窓は、全開で、空くのであり

私は、そこから、蛇が、取りの巣穴から、脱出でもするかのように

外部へと、その身をさらせば

バタバタと、黒い衣装が、はためき

私の学校生活を、暗澹たるものだと、言い表しているようで、かっこいいではないかとは、ちっとも、つっとも、親のすねほど思わないでもない

私が、窓枠に、そのシューズを、載せたとき、横っ腹を、強風が

そして、はるか向こうで、何かは知らないが

学校のある方向で、こんな雨にもかかわらず

それは、火の手を上げて、燃え盛っているのか、ぽつんと、赤い物が、見えていた

私は、まるで、蛇か、猿かのように

窓枠から出た

図体を、そのまま、あげて、

上えと、ハイずり上がろうと、もがき、屋根の上へと、到達した

下から、お客さんおやめください、危ないですぞと、言われるが、そんなことは、知ったか知らぬか、ぬかずけと、トンビの親玉

やったもん勝ち、ガチンと、言えば

私は、こんな時でなければ、またできないような

映画さながら

電車の屋根の上にいた

下を見渡せば、谷底へと続く鉄橋の上とくれば、見晴らしと、心臓の強度が、全く足りず大変なものであるが

しかし、下は、泥のような、水が、楽し気に、流れていく

次第に増える

水かさは、遠くの方から、有線だろうか

鳥川の決壊を知らせ

我々の水深を、更に、あげようと、神か、川が、頑張って、台風を、大きくしているらしい

私は、下から、もぞもぞと、十本の指が、銀色のまな板で動いているのを、見つけると

下から、ヘルプミーと、助けてくださいと、救いの声がする

ここに救いがあるとは、砂糖の粒程、思わないが

しかし、もしかすれば、角砂糖よりは、大きい可能性も、無くはない

滑り落ちれば、デットイズデットと

近所の下水も、巻き込んでいるような

この不毛地帯の汚染部室が、生活汚水が、黄土色の毒の顔して、我々の体内を

蝕もうと、ほくそ笑んでいるのは、疑いようもない現実問題

私は、その腕を、私もろとも、落ちないように

天井のおうとつを、掴むようにして、支えながら

引っ張り上げて、引っ張り上げること

早三十分

計五人

車掌は、責任があると言うので、巣ごもりを、繰り返し

我々は、天のよだれか、それとも、失恋による号泣か、何かは、まったくもって、知る由も、理由も

方もないが、所によっては、天は、さほどに、疲れたと見えて

大きな瞳を、ぱっちくりっと、開くと言うと

我々に、久しぶりの、微笑みを、その巨大な瞳で、我々を見た事により

うかがい知る事が、出来たようで

遠く汚泥にまみれた三途の黒暗

赤いサイレン巻き散らしながら

向こうの方から、七福神ならぬ、真っ赤なそろいの

派手な服

オレンジ色の消防隊員の群れが、二隻ともない

窓際で、黒い手を、こちらに、立ち昇らせている

内部の車掌の手を、ボートが、引きずる中

遠く台風の瞳の開く真下

私は、ぼんやり、ボートに乗って、温まることもない

魔法瓶を、一人、かけられた毛布にくるまりながら

冷えた体を、そろそろ、崩れそうな空の眼下

そろそろ聞こえる風音を、横耳に

一人、遠くの灰色の煙を、見つめているのでありました




ボートから、降りると、私は、そのまま、病院へと連れていかれ

それとなく診察されたが

屋根に上ったせいで、汚泥には、つからずに済んだが

神の涙のせいで、この体は、ぐっしょりと、冷え込み

どうにも、病院の異常な温度上昇の折に

それも、なんななく、乾いてしまった

病院の計らいで、自宅へと、送迎されたのちに

結局私は、休みを、小躍りしながら

ほくそ笑み、布団で、横たわりながら

漫画でも読もうと考えていたにもかかわらず

地の底で、響くような、有線が、私の学校の火事を知らせた

それは、電車の上で見た

あの方角にあったことを、さながら、一階から隙間を伝って聞こえてくる

その音声は、敬老脈々

声高々

雨のさなかに、声を上げた

しかし、そのすぐ後に、周りから聞こえる

サイレンの呼び声は、群れを成して、仲間を集める

虫か羽虫か何かのように

町中の血管を、餌を求めるかのように、一点へと、唸り声をあげて、収縮し凝縮し濃縮すして走り集まる

果てその時、私は、あることに、気が付いた

そう言えば

家の玄関のドアが開き

窓から身を乗り出し

廊下からはい出し

階段から、顔をのぞかせると

忘れ難し、母親の顔髪の毛が、服装が、そこには見えた

「ねえ、火事って、午前にあったかい」

しかし、首をひねって、その返答は、私の返事に聞き返すと言う回答案

そればかりか、有線の音を聞いて

どこどこで、何があったかと、私が聞き返された始末の悪い始末であった

結局、午前中に、サイレンならした出動はなく

そればかりか、私の取り残された田んぼも後から、電話で、けいさつからしる始末

学校の火事は、それから、一時間ほどで、消し止められたアナウンスがあるものの

果て、どうしてか

私は、帰ってきた弟に、ぶつくさ言われながら、机の上の魔法瓶を指さしながら

一人、暗くなり始めたお勝手に立ったままなのである




「それで、大丈夫だったの」

私は、登校一番、友達の席に行くと、そのまま自分の前の自分の席に、腰を落ち着けて、開口一番そうの溜まった

されど、友達は、私の顔を、まるで、点でも見つめるかの如く

何とも、要領得ないようで

私に一つ、こう尋ねた

「昨日学校、休みだったじゃない」

はたしてあれは、夢幻嘘か真か、はたまた、この友人の智将か策略の沼地へと引き落とさんと言う

悪意のある計算か

私は、一人、椅子に座って、他愛もない

事を、考える

その時、どこかで、黒い物を見た

年代物のスピーカーが、がなりをたてて

埃を、振り落とす

「えー只今、一階の奏者室から火災が、発声しました

速やかに、校内の生徒は、表に出るように

これは、訓練では、ありません、急がず」

青ざめた、私の顔は、相手の顔と言う保証はなく

私はただ一人

魔法瓶を、握りしめ

そう言えば、こんなことが、以前どこかで

窓の外の黒煙は、ただごうごうと、物言わず

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が金魚伝 イタチ @zzed9

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