第2話



優はマネージャーとして申請書に印鑑を押した。


金髪のイケメンの高寺空吾、聖堂学園芸能科高等部二年生


赤い髪のイケメンの最上啓人、聖堂学園芸能科高等部二年生


この二人と俺が三人で出来るカードゲームをしている。


空吾(俺達が出会ったのは高等部に入学してからの事である、あれは一年前のことだ)


一年前


空吾(俺達は中等部の時の成績が優秀だったからユニットのオファーが良くあった、中等部は基礎を磨きステップアップするのを最優先としている、中等部の内に事務所体験か出来てその中で中等部の内に卒業して外部に行ったり脱落することはが多く残った者はメジャーデビューして事務所に所属するかインディーズとして活動するかメジャーデビューをするために在籍してチャンスを狙う者だ、高等部にあがる頃にはメジャーに行くか、インディーズに残れるか、やめて普通科に行くかのどれか、俺と啓人はメジャーに行った)


ここは空吾君と啓人君がメジャー事務所に一時だけいたときである。


空吾(【COLORS】この事務所の最低ランクのアイドルを入れられてる部署のユニットでいくおくの変化があり今では【シルバー】と名乗っている、聖堂学園中等部の三年間の努力でやっと芸能科に入れたメンバーでユニットを組んでこのざまで聖堂生なんて)


啓人「なあ曲ぐらいレコーディングレーベルに頼めるだろう」


モブ1「まあな、でも俺等中学の3年間一緒に頑張ってきたんだし、今まで通りを通用させていけばいいんじゃないか」


啓人「そう言って俺とこいつの尻馬に乗るだけだろう」


モブ1「分かってる、高寺と最上がみんなの憧れってことぐらい」


モブ2「ファンが求めてるのはお前等の活躍だろう」


啓人「はあ?お前達も選ばれて芸能科にいるんだろう、お前達がファンに選ばせるぐらいやる気出さないでどうする」


空吾「啓人もうやめよう、話が長くなるだけだ」


それからどんどん空吾君と啓人君と他のアイドル達の中に亀裂が出来て彼等は二人だけでユニットを組むことにした。


啓人「俺達だけでユニットを組もう」


空吾(俺達は二人でユニット組むことにしたのは他の【COLORS】から孤立し始めてるからだ)


啓人「まずユニット名とレコーディングレーベルを決めよう」


啓人「俺が契約している【ロイヤルランス】がある、ユニット名のシルバーの事なんだが同じ部署のユニットに使われた、レッドもブルーもイエローもグリーンもパープルもインディゴもゴールドも使われてる、ブラックにホワイトにグレーとかなら残ってる」


空吾「なあ【ロイヤルランス】は騎士道を基にしているなら【ゴールドパラディン】なんてどうだ?」


啓人「それならまだない、出来るぞ」


それから俺達は【ゴールドパラディン】と名乗り数々のフェスとオーディションに出て名を上げていた。

他の【COLORS】の蹴散らしていき俺達は事務所の看板になっていた。


空吾「次のフェスの出演者を決めるオーディションにはレッドが出る、場合によっては奴等と一騎打ちになるが問題ないな」


啓人「ああ」


空吾「それと中等部三年から体験活動を来ることになっているぞ」


啓人「それなら俺は彼を選んだ」


空吾「俺はこいつだ」


俺は轟大輝と言う生徒で啓人は市原大輔と言う生徒であった。


事務所の入り口にその二人に当たる人物がいる。


大輝「なあここの部署は最低ランクなのに看板までのし上がったユニットらしいな」


大輔「ランクは年齢順らしいよ、ここはだいだい中学生位以上の男性アイドル専門の事務所だから【COLORS】は最年少の集まりだからな些細なことでやる気無くすんだろう、それより【ゴールドパラディン】の曲と振り付けはマスターしてきたか?」


大輝「うんもし足りなかったら振付師の人達に指導してもらうよ」


大輔と大輝が事務所に入っていき【ゴールドパラディン】の楽屋に入ってきた。


大輝「中等部の現場体験の轟大輝です」


大輔「同じく市原大輔です」


啓人「最上啓人だ、高寺はまだ来てないが先に始めよう」


とりあえず三人で動き合わせて曲が終わるときに空吾君が現れた。


啓人「ギリギリ十五分前だがどうした空吾」


空吾「さっき【ブルー】の奴等と交渉してきた」


回想シーン


モブ1「なんだよ高寺、こんな所に呼び出して」


空吾「悪い、お前達に質問がある」


モブ1「何だよ」


空吾「次のオーディションライブ、俺達勝つ気があるなら堂々と勝負してやる、そうでないなら俺は辞退してやる」


モブ1「なら辞退してくれ、はっきりお前らに勝てる気がしないし辞退してくれるなら好都合だ」


回想シーン終了


空吾「【ブルー】の奴等に次のオーディションライブ、俺達勝つ気があるなら堂々と勝負してやる、そうでないなら俺は辞退してやるって言ったらどう言ったと思うんだ?迷うことなく即答して辞退してくれって、本当はふざけるな、情けをかけやがって、落ちぶれてないんだよとか反発して欲しかった、自分のプライドを見せて欲しかった、可笑しいだろう、あいつらにアイドルとしてのプライドはなかったんだ、好きだったのはアイドルじゃなくてアイドルの仮面を被ってちやほやされる自分だったんだ、アイドルなら応援してくれるファンの期待に応えるのに一生懸命になれる奴だけがなれる奴じゃなかったのか、何なんだよアイツら、適当にやって安い給料を貰って満足なのかよ、俺はそれがアイドルなら俺は辞める」


空吾君が珍しくヒステリックにまめちらかして言った台詞がまさかのアイドルの失望だった。


それから空吾君と啓人君は事務所の契約解除にサインをして退職して大輝君と大輔君はこの事務所に入ることを辞めたのである。


一年後 現代


【アルコバレーノ】がいるインディーズ事務所、毛利プロダクションに入った。


高寺空吾(リーダー)、最上啓人、轟大輝、市原大輔、ユニット名は【ゴールデンパラディン】となった。


聖堂学園のライブ会場で【ゴールドパラディン】のライブをする。


空吾「さあ始めようみんな」


ライブ開始


キレキレなダンスといい歌声の組み合わせでクールな感じのアイドルイメージがまさか行動派の派手なダンスとクールなR&Bの曲のライブだ。


啓人「歌声響き渡る黄金の輝き」【空吾】


空吾「まるで赤き帝王英国式演技力」【啓人】


大輔「ハングリー精神は強く心を燃やすチャレンジャー」【大輝】


大輝「まるで美のミラージュ、何でもなれるアイドル」【大輔】


全員「強く輝こう、俺達【ゴールドパラディン】」


ライブ終了


【ゴールドパラディン】の楽屋。


空吾「俺達はインディーズで満足してない俺達はもっと信頼できる事務所を探してもう一度メジャーのステージに戻る」


続く






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