人と自然を分けちゃえ!
第一話 始まりの始まりは始まり、そしてまた始まり、始まりの最中もまた始まり
寝返りを打つ。起きてはいるのに温かい布団からいつまで経っても出られない。
「もう起きなさい!学校に遅れても知らないからね!」
言われているのに返事もできな…グ〜カァ~グ〜カァ
明るい。何時だろう?
「 ギャァァァーお母さん!何で起こしてくれなかったんよぉー!今日委員会で早く行かなかくちゃいけないのにぃ」
「 えっ?起こしたやん!起きてこなかったんはどっちよ!」
ん?たしかに起こされた気がする
「 聞いてない聞いてない、聞いてないから言ってないのと一緒ぉ」
「 とにかく早くしなさい!」
グダグダ言っても仕方がないのでとりあえず学校へ行く準備。
「 遅れるから学校まで送ってー」
お母さんの優しさで滑り込みセーフ。
どんな本でも一緒だけど自己紹介から。私、阿倍野美月、中学1年生。簡潔だけど他の情報はおいおい知ってもらおうかな
ということではじまり、はじまり…
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