オールドシネマ・パラダイス

シーン♯01 「ニューシネマ・パラダイス」（お試し編）

※写真は作者の「近況ノート」に添付してあります。

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【写真】

https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16818093075833939587

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エッセイのタイトルでピンとされた方。

映画がお好きだと思います。

そうです。

この映画のタイトルをモジりました。

ですので、一回目の紹介にさせていただきました。

1989年のカンヌ祭グランプリやアカデミー映画賞を受賞した名作です。

監督はジュゼッペ・トルナトーレ、出演はフィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオなど。

特に監督は当時、33歳の若さ。

映画と同じイタリアのシチリア島の出身です。

コンセプトは２つ。

「映画愛」と「初恋」です。

第二次世界大戦終わり間際、映画が人々の心のよりどころとしていた熱い想い。

初恋の人との忘れられない思い出。

それらをシチリアの美しい風景の中、情緒タップリに描かれています。

主人公「トト」の子役が素晴らしく。

愛らしい演技に心が鷲づかみされます。

映画の完全版は三時間もありますが、あっという間に時が過ぎていきます。

それほど、面白く、感情移入できる作品です。

三部作になっています。（年齢は推定）

一部：トト10歳。

二部：トト17～22歳。

三部：トト52歳。

それぞれの世代の物語の中で、父のように慕う「アルフレード」を中心とした人間模様が描かれています。

世界上映は時間の関係と、恋人エレナとの再会シーンが「センチメンタルで感情的すぎる」との批判で三部は大幅にカットされました。

ですので、完全版を観た際は自分の記憶を疑う人が多いでしょう。

でも、全然、大丈夫。

むしろ、何十年も疑問に感じていた「わだかまり」が解けて、スッキリします。

宜しければ、ぜひ、「完全版」を鑑賞いただきたく思います。

廉価版も発売していますし、レンタルでも借りられると思うので。

是非是非。

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※もっと詳しく読みたい方は「ネタバレ編」もどうぞ。