3話

三人は、事務所に入った


大河「ここで待っといて キーとってくるから」


そう言うと、大河は鍵を取りに行った


河本「なんかすごかったですねあのインプレッサ」


塚本「あぁ 思っている以上に手が入っていたからな あそこまで本格的だとわ思わなかった」


数分後、大河はインプレッサの鍵を持って帰ってきた


大河「持ってきたで 軽く回ってき ここで待っとくから」


塚本「どうも というかここで待っとくからってここに居らなあかんだけやろ」


大河「確かに まぁでもいってき」


河本「それじゃお借りします」


バタン


河本「なんか変な感じですね」


塚本「バケットシートで目線が下がってるからじゃないからか」


河本「すぐになれるといいんですけど」


塚本「とりあえず行こか」


河本「はい」

  (とりあえず一速に入れて って重! なにこれ強化クラッチ入っとるやろ絶対!)


塚本「どうした?」


河本「いや 大丈夫です行きます」


ブォォォ


塚本「どうだ 乗っていて」


河本「そうですね 思っている以上に乗りやすいしすぐに反応するんでいいですね」


塚本「そうか」

  (相当惚れ込ん出るみたいやな でもいいか本人が気に入ることが大事になってくるし)


数分後


大河「お 帰ってきた こっちやでおーらいおーらいストップ! いいよ」


河本「疲れたー めっちゃしんどい クラッチ重かったから」


塚本「だから乗ってるときしんどそうにしてたんか というか強化クラッチ組んでるん」


大河「ああ そおいえば言うの忘れっとた すまんすまん」


塚本「そうゆうことは先ゆえや」


河本「いいですよ全然」


大河「でどうやった」


河本「良かったですよ 反応も早いですし乗りやすかったです」


大河「おおそうかそれは良かった」


河本「あの突然こうゆうのは良くわないと思いますけど、この車をください!」


大河、塚本「え!」


大河「いきなりだな しかも言い方が娘さんをくださいみたいになってるし まぁ この車を買いたいということだろうな」


塚本「いいんじゃないかな 本人もこう言ってることやし」


大河「それはいいねんけどその車を乗り続けらるんか」


河本「····」


大河「俺は君のような人を何人も見てきた そしていろんな事情で手放す人も多く見てきた 君はこの車とずっとおれるんか」


河本「自分はこの車と居続けたいです 一生に一度のことだし自分の初めてのことを一緒にやっていきたいです」


星野「いいんじゃないんかな 気持ちのこもった熱意だ」


大河「オーナー!?」


星野「あぁ すまんすまんつい聞いてしまったからな そのままの勢いでつい」


大河「はぁ でも分かりましたオーナーがそこまで言うなら」


河本「あ、ありがとうございます!」


塚本「良かったな」


大河「それじゃ明日また来て 書類渡すから」


河本「はい!」


塚本「それじゃ帰るか ついでになんか奢るわ」


河本「ありがとうございます」


数秒後


大河「ありがとうございました」


星野「面白い人だったな」


大河「そうですか?」


星野「ああ ああゆうのがいつかでっかくなるんだよ 面白くなりそうだな」


3話END 「始まりの予感」

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