第3話

翌日にあまりにも楽しみが出来てしまったおかげで仕事もいつもよりもハキハキと仕事をしており同僚からまたパチンコでも勝ったのかと聞かれてしまった。でも昨日はまっすぐに家に帰るところを見られていたのでこれは別のことを話すかと考えて話した。






「実は昨日は家で競馬をしておりましてそれでそこそこに当てましてそれで元気がありまして・・・俺ながら運が良いですよね」






すると同僚がお前は本当に運が良いよなと言われてしまった、確かに運は良いことは認める。だって異世界の向かうための扉が現れたのであるから最高に運が良いと言えるけど言わないでおこう。






そして同僚が今度、何か奢ってくれと頼まれたけどそれぐらいはしても良いかなと考えたので承諾したのだった。でも実際はお金など増えていないけど・・・待てよ、異世界で価値があるものを拾ってきて売り物に出せないかなと考え始めた。






異世界ならこの世界にはない物などありそうだからそれらを拾ってきて何処に売りに出す。そんなに稼げないかもしれないけど小銭稼ぎぐらいはなるはずだと考えた。






そして半休だったこともありすぐに仕事も終えて家に帰宅した。今日は昨日よりも深く探索するのでより一層準備をしていた。最悪なことも考えて救急箱も入れて道具も前よりも増やして準備をしていた。






そうして準備も終えた俺、竜輝はトイレに入りそして扉を叩いて異世界の扉を開けた。開けるとやはり大自然で素晴らしいと思えるほどに良かった。そうしてまずは川があるかもしれない方向にゆっくりと進み始めた。






大自然の中は都会とは大きく違い、小鳥が鳴いて静かな風が吹いて気持ち良さも感じていた。そうもしながら歩いていると川の流れる音が聴こえてきたのだ。間違いない、川があると確信して向かってみるとそこはそこそこの大きさの川が流れていた。






そうなると何処かに繋がっていると思いながら周りを見てみると綺麗な景色をしており異世界に来た気分になる・・・あっここは異世界でした。






全く、俺はと思いながらしていると上流側の方から何か音が聞こえると感じてすぐに持ってきていた望遠鏡を取り出して見てみることにした。






するとそこには鹿に近いけど鹿ではない生物がドラゴンらしい生物に襲われていた。ドラゴンみたいな生物もそこまで言うほど大きくはない。大きさは軽自動車ほどであり鹿みたいな生物の方が大きいにも関わらずドラゴンみたいな生物は口から火など吐いて攻撃していた。






マジでリアルで異世界と言える光景ですごいと感じてすぐにスマホを取り出して撮影を始めていた。お互いに攻防の末にドラゴンみたいな生物が鹿みたいな生物の首元を噛み付いてトドメを刺そうとしていたが鹿みたいな生物もやられるかと頭にある角らしいのがドラゴンみたいな生物の羽に突き刺さりエグいほどの血が流れて下流の方で隠れていた俺の方まで川の水と共に血が流れてきていた。






うわー、絶対にグロ注意を出さないといけないほどにヤバい光景が起きています。そうして勝ったのはドラゴンみたいな生物であったが翼に大きな傷穴が出来ておりとても飛べる状態ではなかった。






その場で食べ始めたがこのままだと巣、住処に帰れないから危ないのではないかと思っていたが今の俺では何もできることは無いので動画を撮って観察していた。できる事があるとすれば次にこの場に来た時に食べ物でも上げてあげることしかできない。






そうして撮影もだいぶしたのでその場を後にして次に下流の方に向かって歩き出していた。先程のこともあるので危険な生物が現れないかと警戒心を出しながら進んでいくと川が終えて大きな湖に辿り着いた。






広い上に綺麗と言えるほどに水も清められているように見えたので飲めるかなと思いで手にすくって飲んでみると想像以上に美味しいと感じてすぐに持ってきていた水筒を取り出して汲み上げていた。






そして望遠鏡で何かあるかなと感じて見渡して見ると湖の向こう側に村または小さな町らしいものがあるのを見えた。建物があるからきっとそこにこの世界の住人がいるに違いないと感じたが流石に向こう側に向かうまでの準備をしているわけではないのでそこら辺は諦めた。






けれどここに町らしいものがあると分かっただけでも収穫はあった。それとそろそろこの辺の地図でも作ってみようかな。次に来た時に迷わないようにと思ったので地図に書くための目印を探し始めた。






その時に遠くから地響きがなり始めたのでもしかして巨大な生物がと感じた俺はすぐに巨木の上に登り避難をした。しばらくするとそこに現れたのはまるで恐竜みたいな大きな生物で見た目からにして絶対に肉食だろと言うほどの見た目の生物が現れた。






いやいや、あそこに残っていたら間違いなく食い殺されていたなと真っ青になりながら下の光景を見ていた。すると恐竜みたいな生物がこちらに気がついたのか上を見上げてきた。まさか、俺を食べるつもりなのかと冷や汗を出しながら見ていた。






するとその体格からこちらを捕まえることは無理と悟ったのか湖に向かい水を飲み始めた。いやー、どうしよう。






あれが地上にいるうちは身動きも取れないから元の世界に帰ることもできないから早いうちに何処かに去ってくれると助かるだけどなと思っていると恐竜らしい生物が何かを見つけたのかあちらの方向を見ていたので俺も持っている望遠鏡で確認するとサイ?象?とサイみたいでもあり象みたいな生物の群れがいたのだ。






どんな生物なのかなと考えていると恐竜みたいな生物が静かにサイまたは象みたいな生物に向かって静かに移動を始めたのだ。まさか、狩りをするつもりなのかと思いですぐに逃げる準備を始めた。向こうが争いを始めたらすぐに巨木から降りて一目散に元の世界に繋がっている場所に走って逃げる。






そう思いながら望遠鏡で見つめているとこちらまで聞こえるほどの大きさの闘いが発生した。マジで迫力満点で見たいけど命の方が大切なので逃げる事にした。それにしても先程の恐竜みたいな生物の足跡を見るとこの前に警戒していた生物の足跡と同じだったのであれだったのかと思いながら元の道に辿って逃げ出したのだった。






その後、なんとかあの修羅場になりそうな場所から逃げ出してとりあえずトイレに入って体力を回復させていた。とりあえず西側は見てきたので後は東側でも見てくるかと走って疲れていた体を休ませてから移動をしようとした時に日が傾いていることに気がついたので探索をするのは諦めてこの近くにある巨木に登り持ってきていたダンボールをひいて軽く横になれる場所を作ってから寝袋を出してその場所から辺りを見渡してみた。






ここから見るだけでも自然が広がって夕日もかなり綺麗だなと感じていると近くにみかん?みたいな果物が実っていたので気になり取ってみることにした。






もちろん食べられるか分からないのでパッチテストをしてみることにした。その手順で行いとりあえず安全かなと感じて食べてみることにした。すると甘くてとても美味しいと言える果実であった。そのお陰で2つほどその勢いで食べてしまった。






食べ終えると疲れたのか眠気が襲ってきたのだ。でもその割には強い気がすると思いながらも眠気で思考が上手く働かないので諦めて寝袋に入り寝ることにした。






そして気がつくと既に沈もうとしていた太陽が逆に登ろうとしている時間まで寝てしまっていた。ヤバい、どんだけ寝てしまっていただよ。いくらなんでも眠り過ぎだろうがいや、それよりも早く仕事に向かわないと遅刻をしてしまうと俺は焦りながらすぐにトイレに入り元の世界に帰還をするのだった。








本日の成果


いろんな生物を発見!


川と湖を発見!


湖の向こう側に村または町らしいものを見つけた!


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る