今、生きているすべての屍の心たちへ

確かなことは何もわからないが、それでも星々は夢を与えてくれる

私は、生きることが苦手です。

常に私の脳内は、不安や、失敗の経験や、希死念慮などで溢れています。

私には、私がありません。

自信がありません。

能力がありません。

何も知らないし、何も知りたくありません。

特別、トラウマになるような事象があったわけでは無いのに、

重大な病気を抱えているわけでも無いのに、

関わってきた人たちは、

みな優しくしなやかな芯を持っていて、能力の高い素晴らしい人間なのに、

悪いことなんて、外部からは一度もされていないのに、

強烈な生への渇望が、そしてその反動が、私にはあります。

何もしたく無いです。

なぜなら失敗のビジョンしか浮かばないし、

それら全ては現実になるからです。

私は努力が嫌いです。

努力をしたことがありません。

そんな状態でヘラヘラしている自分が嫌いです。

でも、何もしません。

私は成長したくありません。

なぜなら変化が怖いからです。

変化しようとすると、

私は自分の体が、今に破裂しようともがいているような、

内側から泥々に溶けていきそうな、

四肢を引きちぎりたくなるような、

そういう感覚に襲われます。

辛いですが、

誰にもわかりません。

私は劣っています。

全て後天的なもので、自分のせいです。

むしろ環境は良かったのに、

何もかもをドブに投げ捨ててきました。

みなさん、

ごめんなさい。

そして本当にありがとう。

私は他人を不幸にする勇気がありません。

だから、死ぬことができません。

生きる力がないのに、死ぬ勇気もないなら

一体、どうすればいいのでしょうか？

本当に視野狭窄で、バカな二択でしょうか？

私はそうは思いません。

日本を舞台に戦ったすべての国士たちの血肉でできたこの平和な国で、

私は生きることも死ぬこともできません。

生きることがしたくてもできなかった人には、

きっとわからないでしょう。

そしてそれは正しいのでしょう。

だから、辛いです。

私は、私がわからないです。

なぜこうなったのか、私にはわかりません。

外的要因ではないのは確かです。

間違いありません。

自分のせいなのは確かです。

でも、なぜそうなるような行動を続けてきたのか、

私には全くわかりません。

自分の行動や思考が、

自分のことなのに、

自分では全く理解できません。

ごめんなさい。

私は、水晶が大好きです。

なのに私は彼女に、

好きなものを買ってあげることができません。

多くの苦労を、本当の意味でわかってあげられません。

長い時間一緒にいてあげることができません。

満足に話をしてあげられません。

優しく触れてあげられません。

安心させてあげられません。

楽しくさせてあげられません。

私が自信がなさすぎるばっかりに、

信じてあげることもできません。

でも、一緒にいて楽しくなれるように、

人生で初めて、頑張ろうと思いました。

これも満足にできませんでした。

ごめんなさい。

私には何にもできません。

ただ、幸せになってほしいです。

生きてほしいです。

関わってくれた多くの人へ、

ごめんなさい。そして前を向いてください。

これはトカゲの尻尾切りみたいなもので、

必要な傷だし、後でまた回復します。

今、生きているすべての屍の心たちへ、

ただいま、そしてお待たせ。