第38話 二人のダンジョンアタック始まるⅡ


 俺とクロイカは異空間に居て家はオ-ル電化だが寝室が一つだけだった、温泉に入りまったりしてキッチンでクロイカに使い方を教えて居た、クロイカは若い覚えるのが早く直ぐに覚えると「ここの魔道具は何と便利だ」と言った、俺はそれに答えて良いだろう俺の家の魔道具は便利だよと言って置いた、そして次の日に21層に戻る前に寝室を二部屋にして置いて異空間を出た、其処からクロイカに10倍魔法を掛け俺が魔物を拘束してクロイカに止めを刺させ進んで行き23層を出た所で1泊して、26層で1泊と3層置きに寝てから30層の前で1泊する事にした。


 30層のボスはオ-ガジェネラルで右手には剣を持ち、左手には楯を持って居て体には金属鎧を付けた完全武装の形だった、見た目は強そうなので鑑定するとレベルが35と普通で俺が拘束してクロイカが刺すと消えて行った、恰好が良かったのに何も残らずがっかりなボスだった。ここで一度クロイカのステ-タスをチェックするために鑑定して見た。


   ☆クロイカ (人族) 12才  女の子  レベル22


 HP 250

 MP 250


 スキル 土魔法 水魔法 剣術 料理


 土魔法  レベル4 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・アースシールド

           ・落とし穴作成  


 水魔法  レベル4 ・ウォタ-ボ-ル ・ウィンドシールド 

           ・ウォーターランス


 剣術   レベル3 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ


 料理   レベル2 ・料理が出来る


 俺はここで最近出来る様に成ったコピーと付与を駆使して、クロイカにコピーをして付与出来ないか試して見た、すると付与が出来たのが無魔法だけで何らかの制約が有るのか解らないがクロイカに無魔法が増えて居た、後の俺が持って居るサーチや鑑定と言ったスキルは付与出来なかったのは、クロイカの資質とかが影響して居るのかそれともこの世界の理の様な物が合って付与出来ないのかも知れなかった。



     ☆クロイカ (人族) 12才  女の子  レベル22


 HP 250

 MP 250


 スキル 土魔法 水魔法 剣術 料理


 土魔法  レベル4 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・アースシールド

           ・落とし穴作成  


 水魔法  レベル4 ・ウォタ-ボ-ル ・ウィンドシールド 

           ・ウォーターランス


 剣術   レベル3 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ


 料理   レベル2 ・料理が出来る


 無魔法  レベル1


 取り敢えずは1つだけでも付与出来た事は今後も出来る可能性が有ると言う事で、又試して見たいと考えて居るのでクロイカがレベルが上った所で又試す事にしたい、

そんな事を考えながら30層の裏の石碑に触れて居たが考えるのを止め31層に降りて来た、其処は草原でススキの様な穂の様な物が靡いていて草原の代表の狼が60匹近くが近づいて来た、鑑定すると大陸狼と成って居てレベルは20から25位の群れだった、俺はサンダ-ボルトを3発使い狼の群れを痺れさせてクロイカに止めを刺す様に言ってポイント10倍魔法を掛けて置いた、草原は歩き易いし俺がクロイカに魔法の魔力操作をレクチャーしながら進んで居て、これまた定番の蟻が近づいて来たのが分ったので塔を作り二人で上がって蟻を待っていた、数は凡そ200匹は居ると思うが数えてはいないので飽くまで凡その数だ、ここでも俺が絶対零度を放ち蟻を凍らして行くと魔法は10分程で効果が消えたが、蟻は殆どが死んでいたが生き残りにクロイカが止めを刺して行き魔石を集めると233個有った、見て居るとクロイカも大分強化魔法が使える様に成っていた、やはり彼女は呑み込みが早いし魔法の才能があるので剣を上手く使える様にして遣ればAランクには成れるだろうと思った。


 32層に降りて来たらそこは洞窟だった、この洞窟は死霊系の匂いがして居たのでクロイカに言った、「ここは死霊系の匂いがするがクロイカは感じるかい?」と言うと、クロイカは「すみません。何も感じません」と言ったので、「この感じを覚えて置く様にそしてちょっと腐った様なカビ臭い様な匂いがして居る筈だ覚える様に」と言って見たがクロイカは首をひねっていた、それを見て「何回も出会うと自然と覚えるから」と言って置いた、そして洞窟の中に進んで行くと出て来たのがスケルトンとグールの混成部隊だった、15体づつの30体で此方に近づいて来て居たのでここは俺が瞬殺して行った、そんな混成部隊が5度程出会い殲滅しながら進んで行くと階段が有った、降りて行くと階段下に1チ-ムがテントを張って居た俺はもうそんな時間かとマップの時間を確かめた、16時10分となって居たが俺達は其の侭外に出て行くと、先に居たチ-ムがお前たちはここでテントを張らないのかと言って来たが、俺は「ああ、もう一つ行く積りだ」と言うと、「今からだと夜になるど、遠慮はしなくて良いど無理はするな」と言いながら手を剣の柄から離さない、俺には神眼で既に分かって居たがこいつ等はダンジョン内盗賊だった。


 盗賊たちは俺達が出て行こうとするのを素早く囲んで来た、俺は神眼持ちなのでこいつ等の正体が一目見た時から分かっていたが、俺達に手を出してこなければスル-して遣る積りだったがここ迄されるとそう言う訳にもいかない、盗賊は6人のパ-ティ-を装いここで網を張り弱そうな冒険者が来ると牙を剥く様だ、冒険者が6人とか居ると諦めて次を待ち来たのが俺達だったという訳で、俺達は俺がBランクだがクロイカはEランクでまだ12才の子供だ良い獲物だと考えた様だ、賊のリ-ダーらしき奴が「女は殺すな楽しんだ後は売れるしな」と言いながら不気味な笑い方をした、「お前たちは盗賊かなら殺しても罪には成らないな」と言いながら瞬時に6人の足を1本づつ切り、盗賊は何が起こったのか解らない内に足が1本切落されて居たのに気付かずリ-ダーが遣れと言って前に出ようとすると、足が太腿から離れて血が噴き出した6人の悲鳴が轟いたが遅かった、盗賊は決して相手にしてはいけない冒険者を相手に選んでしまっていたが既に遅かった、盗賊から「助けてくれ。金なら有る全部遣る助けてくれ」と命乞いを始めた、俺はクロイカと相談するとクロイカは殺そうと意見を言ったので、クロイカが人を殺せるか遣らせることにした、盗賊はまだ右手に剣を持って居た最後の命を守る命綱の役目だが、クロイカは6人をミスリルの剣で次々と刺して行って最後のリ-ダーに一言「死んで詫びろ」と言って刺した。


 俺はクロイカを抱きしめて遣ったが、クロイカは震えが止まら無い様で男なら女を抱くと心が落ち着くと聞いたが、女は如何なのだろうと思っていたが取り敢えず賊のタグと粗末な装備を俺のバッグに入れて死体を外に出して置いた、こうすれば時間と共にダンジョンに吸収されるので問題が無い筈だ、俺達は其処から少し行った辺りで異空間に入り休む事にした、温泉に浸かり食後に休む事に為ったがクロイカは俺のベッドから離れないでいた、俺は仕方なく抱きしめて遣り朝までその状態で寝て居た様で左肩が固まり痛いので温泉に入り伸ばした、するとクロイカも入って来て行き成り俺に抱き着きキスをして来たが俺はキスぐらいは良いかと思い応えた、それで大分楽に成ったのか俺が聞くと「ダイスケ様ありがとうございましす。大分楽になりました」と言ったが、俺は遣り過ぎたと反省して居た6人も遣らせずに1人だけにしとけばよかったと思って居たがもう遅い、クロイカが言った「いずれ経験しなければ成らない事だと思えば踏ん切りが付いたし、ダイスケ様が私にキスを返して呉れたのが嬉しかった」と言った、俺はクロイカの成長が嬉しかった。


 



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