第13話 ガリンガダンジョン25層~

 俺は25層の安全地帯で一晩休んで居たが結界は張って居た、ここで怖いのが人間だ安全地帯に入れるのは人間だけだし俺はソロだ、もし悪意ある人間が来ても寝て居る間は分からない、警戒はして置いてもしすぎと言う事は無い命は一つしか無いのだ。


 次の日に目が覚めても誰も来ていない様で入り口に張った蜘蛛の糸はそのままだった、準備だけして25層に出て来たが定番の草原だった、進む速さが上がり魔物に対する力が増えてきたので今は怖いもの知らずの状態だ、前から来たのはオ-ガの群れの様でオーガの群れは多くて精々10匹と言う所で、問題は上位種が居る場合だったが今回は居無い様だ、俺は素早く自分に10倍魔法を掛けるのは忘れなかった、手にこん棒を持ったオ-ガが突進してきたが衝撃波で吹き飛ばすと吹き飛ばされた5匹は気絶した様だ、残りの5匹を剣で切り裂きながら5匹を倒してピロンが1回と気絶したのに止めを刺すとピロンが来た、次に遭遇したのがオ-ガの上位種のオ-ガジェネラルだったが単体だ、鑑定して見たらレベルが45で普通のジェネラルで俺が瞬殺した、其処から進んで行くと蟹が居た蟹は良く見かける蟹で赤や灰色の色付きで違うのが大きさだった、どう見ても3mは有りそうで横に歩き赤い爪で土に有る何かを口に運び徐々に泡を吹きだした、鑑定すると泡には毒があり蟹が爪で投げつけて来るそうで、一種の消化剤の様な役目らしい、蟹の弱点は火と冷気でレベルは45でさっきのジェネラルと同じだった、俺は火魔法のファイアボ-ルを3発撃つと焼きガニに成り消えて言ったが後に魔石と蟹味噌が有った、蟹味噌は鑑定したが毒は無さそうで食べて見る事にするが樽に入って居て3kgは有りそうで、一人では無理そうなのでマユリナさんへのお土産にする事にした。


 其処から直ぐに階段が有り降りて来ると洞窟が有った26層にして初めての洞窟だった、俺は早速近くに会った石を拾い鑑定して見たが石とだけ表示されて居て鉱石では無い様だった、洞窟は草原とは違いちょっと暗い様に感じて居たが俺には魔法が有るので視力を強化して置く、最初に来たのがミミズの仲間の様で鑑定して見ると10m程の体に口からは泥の塊を吐だし、相手が弱ると呑み込み消化して尻から出す様だが、ミミズと違うのは土の改善作用は無さそうな所だった、俺はブリザードで固める作戦にして行くとミミズは固まり動けない様で次に剣で切り裂いて行くと消えて行った、其処から1時間は歩いたが魔物に出会わないが探知には前方に魔力があった、そろりそろりと近づくと蜘蛛の魔物が固まって居た、中央にひと際大きな魔力が有るので鑑定して見た、ダンジョンアラクネと言う名前の様で蜘蛛のお尻から人の様な顔が有るが、顔はどう見てもジョロウグモの様だった、レベルが可成り高い60も有り

魔法が使える様で風魔法が使えて風魔法と火魔法に耐性が有った、ラノベで良くあるアラクネが人語を喋れたりするが其れは無さそうだった、俺はここはサンダ-ボルトを放つと蜘蛛がひっくり返り足を上にして動かなくなった、ピロンが来たアラクネは健在の様で流石は60の事が有った風の防御魔法を使った様だ、後はアラクネだけに成って居たのでレ-ザ-ビ-ムを撃つとアラクネの顔に穴が空いた、ピロンが鳴ったので4回目だった洞窟の蜘蛛の巣を取りの退くと銀色に光る石が敷き詰められていた、

鑑定するとミスリル鉱石と出て来た、可成りの量が有るがイベントリーに居れて行くと重さが表示されて居た、全部入れ終わると3トンと少しあったが錬成すると3分の1の1トンに成りそうだったし其処の向こうに階段が有った。


 27層に来ていたここは林のようだった、進んで行くとサ-チに反応が有った此方に近づいて来て居た、現れたのはムカデの魔物で長いし口の牙が凄い鑑定するとガリンガムカデと成って居た、長さが11m幅が1mレベルが35の魔物で弱点が冷気と火と成って居たが此処だは火は使えない、俺は単体の魔物にはレ-ザ-ビ-ムが有るが少し打ちにくいが打ち抜くと消えて行った、ムカデを倒して進んで行くとゴブリンの村が有った、俺はなぜこんな所にゴブリンと思い近づくと何やらここのゴブリンが可笑しい、というのもゴブリンの色は大概緑色に近い茶色と言う感じだったが、ここのゴブリンは基本色が黒い色をして居た、俺が名前を付けた黒ゴブリンだ(そのままだった)鑑定すると全てが上位種でレベルが高いし背も高い、40~60位までいたし数も多いので厄介な魔物に成って居た、俺は絶対零度を撃つと辺り一面が氷付き木が裂けるしゴブリンも倒れだした、俺は村に入り止めを刺しながら中央に近づいて行くとここまでに5回のピロンが有った、最後に残ったゴブリンが喋った人間よなんてことをして呉れたのだ、我々はこのダンジョンで平和に暮らしていたのにと言いながら剣を振って来た、俺は今はこのゴブリンも大人しくダンジョンに居るが将来ゴブリンが増えるとどうなるか判らないと言うと、ボスゴブリンも其れは俺にも分からないと言った、俺はそれでゴブリンを斬り倒したが又ピロンとなった。


 ゴブリンの村が有ってから草原草原と着て30層に来ていた、ピロンが5回追加されて居た、ボスの部屋の前で1泊すると4日で来た事に成るが最初の頃に比べると早く成って居た、俺は試したい事が有ったのを思い出して居た異空間作成と言う時空魔法が有ったが使った事が無いし、どの様な事が起こるのかも分からないので使うのが躊躇われて今迄使わなかったが、使うとすればダンジョンの中で試す方が大爆発が起こり町が消し飛ぶようなことが有っても困るので、ここならそんな事には成らない筈だと考えて居た、俺は思い切って魔法を唱えた異空間作成と言うと、何も起こらないし爆発も無い風も水も雷も起こらない、「アレ?」と思わず可笑しな声を出してしまった、失敗したと思ったが目の前にドアノブが有ったので引いて見た、するとドアが空いて中を喉くと何も無いし真っ白な所が有っただけだった、「何これ?」と思わず声が出た俺のラノベ知識にはこれは無かった様に思うし、中に入れるのか試すとドアから中に入れたが何も無いし不気味な白い空間だけが其処にあった、ドアを閉めて見たが一緒だった家でも有ったらいいんだがと考えたら其処に家が出来て居た、俺は??

狐に抓まれた様に成って居た筈で家は消えてと思って見たら家が消えて居た、俺はここは俺が思う様に出来る世界なのかもと思った、もう一度家が欲しいと思うと家が現れた家の周りに芝生が欲しいと考えると家の周りが緑の芝生に変わった、家に入るととうなるのか試す事にした、玄関のドアがちゃんと空いて玄関の奥にリビングが有ってその奥に寝室にダブルベッドとその前にトイレ隣に風呂が欲しそれと台所も会った方が良いかなと思うと出来て居た、台所はオ-ル電化でと考えたこの家は日本のモデルハウスの様だと考えると、まさにモデルハウスに成って居たのでトイレに入ると便器にTO〇と入って居た、俺はこのままにしてダンジョンにもどった、30層のボス部屋の前に戻るとドアが消えて居たし何の痕跡もなかった。


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