第5話 オーク探索


 俺はゴブリンの村を殲滅して終い、その後にオ-クを2体倒したが帰りにこのまま報告をしても良いのかと考えた、俺はまだEランクに成ったばかりだそれなのにゴブリンの村を殲滅させオ-ク迄倒した事を報告すれば何か疑われるはずだ、俺はレベルが上がり地球の事を思い出して居たしラノベ知識も回復して居た、前回はゴブリンを20匹出したが今回は10匹分にすことにした。


 ギルドに着いて買取窓口に行きゴブリンの魔石10個と耳10個を出して見た、窓口担当の女性が「ゴブリンの魔石10個と耳10個」ですねと言いながら奥の部屋に入った、

そして金貨1枚と大銀貨3枚を渡して来た、俺はそのお金を受け取り2階の図書室に来た、この前にチラっと見て居た錬金術の初歩の本を読む為に来ていた、錬金術の初歩は薬草からポ-ションを作り出す作業と、鉱石から鉄やらミスリルを取り出す錬成や取り出した物をインゴットにする魔法の一種と俺は理解した、其処まで読んで俺は宿

に帰る事にした。



 次の日に俺はEランク帯に有ったオークの村探索を受けて見た、これについて受付で説明を受けて置いた、「オークの村が有るとされて居るのは湖の南の藪の奥地で、どんなオ-クが居るのかボスのクラスはと言う事を調べて来て下さい」と言われて、

「決して一人で討伐しようとしない様に」ともいわれたが、俺は「もし見つかって戦闘になった場合は如何したら良いですか」と質問すると、「その時は出来るだけ隙を突き逃げる事を考えて下さい。それでもダメな時は戦いながら逃げるようにしてください」ととに角逃げる事が先決の様だった。


 

 オークの村の探索を受け無事探索が終了すると金貨1枚の報酬だった、俺は早速ギルドを出ると何時も行く林に向かい門を出た、湖の南の林に入り奥に進み始めると探索を起動させてた、この前にこの辺のゴブリンを全滅させたので魔物と出会わない、

林の奥へ突き進み探索に反応が出て来た所で休憩をする事に、探索は凡そ500m~700mは離れて居るので今の内に休み腹を満たす。それから反応の有った方に進み見付けオ-クが3匹で歩いている所だった、何処に行くのか確かめる為に後を着けるが十分に距離を取って探索を見ながら付けて行くと、やはり村に着いた様で反応が多くなった、しかし数が分かりにくい何かもっと分かり易く判別できる魔法が無いか帰って探す事にした。


 それからオ-クの村に徐々に接近し調べると、この村はオ-クが50匹とボスが1匹とその取り巻きが2匹の53匹の村の様だった、俺にはボスが何なのか分からなかったがその取り巻きは大体わかった、オークマジシャンとオークファイターだろうと思った、1匹は杖を持って居たしもう1匹は手にグローブの様な物を撒いて居たからだがそれで有って居るか判らない、俺は無理をせずにここは引く事にして湖の方に戻って居たら、オークが5匹此方に向かって来るのが探索で分かった、其の5匹を待ち伏せして

バインドで拘束して倒した、1回ピロンが来たのでラッキ-と思い魔石5個とオ-クを収納した、其処で俺が気付いたこの前に入れたオ-クが今入れたオ-クと全く変わらない状態だと言う事に、俺の魔法バックは時間停止が付いて居る様だとラノベ知識が教えて呉れた。


 それから俺は町に帰り着きギルドに報告をした、受付嬢に言うと「少々お待ち下さい」と言って、奥の部屋に消えて3分程で出て来た時には一人の男性を連れて来た、そして俺を手招きすると「向こうの部屋に来て下さい」と言われたので行くと、男性が「私はこのギルドのサブマスタ-をして居ますト-ランと言います。以後宜しくお願いします」と挨拶をして呉れた、俺が「ダイスケと言います。よろしく」と返すと、サブマスタ-が「それでは早速オ-クの村の探索の報告を宜しく。」と言うので

俺が説明を始めた、「オークの村は湖から約2時間程の所に有り、約53匹のオ-クが居ましたその内上位種が3匹居て1匹はマジシャンで、もう1匹がファイターだと思いますがボスが俺には分からずにファイターより一回りデカい奴で強そうだった」と言うと、サブマスが「それはおそらくジェネラルだろう」と言った、そして俺に「ご苦労さん良く調べて呉れた探索スキル持ちかい」言うので、俺が「はい、そうです。」というと、「それは良い今後も頼むよ」と言いながら、「タグを出して」と言って来たので渡すと、金貨1枚とDランクに成って帰って来たこれでダンジョンに入れると喜んだ。


 次の日俺は武器を買うために武器屋に来ていた、ギルドのグロイトさんの紹介で来たと言うと、出て来たオヤジさんが「そうかいグロイトは元気に遣って居たかい」と

言いながら、「であんたは、誰だい。」と言うので、俺が「ダイスケと言います。よろしくです」と言うと、「俺は、ルゴイトだ」と言った、「それで今日は何をしに来た」

と言いながら、「剣でも買いに来たか、其処らに有る奴を見繕い持って来い」と言って予算はと聞いて来た、俺が「金貨2枚で」と言うと、「じゃ、ここから向こうで探せ」

と言うので俺は1本ずつ鑑定して行った、1本だけこれはと言う剣が有って不壊が付与されていて、ミスリルと鉄の合材で作られて30年程が立って居たが、刃は健在だったが持ち手の糸が千切れみすぼらしく成って居たが、良い剣に間違いなく俺は付与と言う所に余計に動かされた、「これにする」と言うと、ルゴイトさんが「おめえ中々良い目をして居るな。そこの中ではこの剣が1番だ」と言った、そして剣を持って奥に行くと暫く出て来ないので待って居ると、30分程で出て来た時に剣が見違える様に成って居た、それと鞘を付けて呉れて金貨2枚にして呉れてブ-ツをくれた。


 俺は武器屋を出てギルドに来ていた、今日は依頼をする積りは無く図書室で付与について調べる積りだった、100冊余りしか無い本の中には付与について書かれた本は無く、仕方が無いので錬金術の本を読んでいたらピコンと鳴った、俺は何だと思ったが此処でステ-タスを開くのは躊躇う。なので帰ってからにする事にして本に集中した、鉱石からの錬成やインゴット錬成のやり方が書いて居たので理解出来た、試して見たいが鉱石が無いので諦めたが、掲示板にミスリル鉱石を求むと言うのが偶にあるのを覚えて居た、受付嬢に聞いて見るとダンジョンの洞窟で見つかる事が有るそうで、見付けると凄いお金に成るので良いですよと言った、洞窟は20層以降に多いそうでそこまでは草原や林が多いそうだ、俺は俄然ダンジョンに興味が沸いて来たので明日から潜る事にした、ダンジョンはここから1日掛るガリンガと言う町の傍に有るそうだ、俺はその為に食料にポ-ションを買いそろえるとお金が無くなった。


 次の日の朝早くに宿を出てダンジョンの有る町ガリンガに向かった、ガリンガの町は人口が2万人程ある結構大きな町で、この島最大の町で傍にダンジョンが有るので冒険者が多く、ダンジョンだけで生活して居る人が結構多いそうだ、俺は所持金が銀貨7枚になったので途中で野宿するか考えて居た。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る