(#22)(長文)オカルトが存在すると仮定した場合[幽霊・神霊]

(ナンセンスだ)、なんて言葉で否定出来ない理由がある。(そう考えた方が面白い)、なんて言葉で流す訳にいかない危機感がある。


第一前提として[見る人によって変わる]のだと思う、一方では[一面の彼岸花]もう一方では[この世の物とは思えない白く美しい花々]


[思い込みは怖い]なぜタイトルがこの様な形になったか、一から巻き上げて話そう。


[始まり]は小学生の頃、いやずっと前かも知れないが。とある理由で放課後の学校へ親同伴でやって来た私は校庭でまだ遊ぶ子供達に『一緒にやろう』とサッカーに誘われ親に目線で許可を聞き、許諾の言葉を得たので遊ぶ事にした。


[あれは楽しかった]、キャッキャとボールを追い掛けたのはいつぶりか。しかしまあ来た時間が悪く既に夕暮れ、ちょっとしたら解散する事になり橙色の夕日に照らされて気付いた。


(そう言えばあの黒いの、いつも居るな?)と、木の前、ちょうど夕陽に照らされる位置へ黒いモヤの様な、影の様なモノが立っているのだ。


気付いた理由は[学校だった]から、[よくよく考えれば色んな場所に居る影]学校は部外者の立ち入りを許可して居ない、だから[変に思った]。


元より見えては居た、だけど[親に聞いても困ってしまう]様子なので[気にしなくなった存在]、その時は注意深く見たりジロジロ観察したが結局分からず仕舞いで放って置いた。


[そこから]だ、意識を向ける様になったのは。(あれはなんだ?)と、元々好奇心旺盛で父親に聞きまくってたらウザがられて雑な対応しかされなくなった子供は伊達では無い。


数年か数ヶ月か。ようやくお化け、幽霊とかそういうモノの類いだと考えが及び(はー、なるほどスッキリした!)で終わっていた筈だった。


問題が起こったのは一家で墓参りへ行った時だ、墓参り事態は順調に終わり食事をして実家へ帰って寬いで居る時に[姉が変なのを憑けて居間へ来た]。


思うに、墓参り後に家へ入るとき塩を振り掛ける風習は[海で禊をした]と言う意味合い、妙なのを落とせる訳だ。そのため家では墓参り後に必ず塩を振り掛けているのである。


「塩やった?」怖い顔で言ったのだと思う、少々怯えた様子で「やってない」と言うものだから「やって来て」と玄関へ帰した。


そこまで良かったのだが[変なモノは着いて行かず留まった]、実家の爺と婆に何かあっては良くないと思い(知らないのが入るのはダメだし、例えご先祖さまでもお墓の方へ帰って)とグイグイ押しやった【物理】。


なかなかにスカスカと手応えが無かったが、力の入れ具合で押しやれる事が判明し、これは堪らんとフワフワ玄関へと出て行ったナニカ、(一仕事終えたな〜)とか考えて出されたお菓子食べてたのが悪かったのか......


その日の夜、いきなり体調を崩した。


それはもう[今までとはまた違う体調の崩し方]だった、風邪?インフルエンザ?持病?元から身体は弱い方で、その上いじめに対して父親からは「お前もなにかやったんじゃないのか」(原文まま)と言われた結果[病的に自己診断する癖]が付いて[感覚器官が鋭敏化]している。


要するに[頭が痛い......この痛みは偏頭痛or慢性頭痛だな]と判断を下せる、[髪を触られた感覚も分かる]と言った物だ。


話を戻すと、体調の辛さ的にはインフルエンザに罹って入院するレベル、吐き気がする・ベッドから動けない・頭痛も酷い(常態化してるので何とも......)・グラグラする、でもって熱も出てた。


(これインフルじゃないな)と思い、真っ先にピンと来たのが昼に追いやったアレ。最初は混乱した[なんでアレが出てくるんだ?]と。


だけど頭に出て来るなら仕方ない、そもそも[そういうモノに対して対処方法も知らない]、だから調べた。


調べて片っ端からやって、一晩寝たら嘘の様に治った。てか結局[意思を強く持つこと]が1番効いたきがする。


今だから言えるけど[1番良いのは病院に行くこと]だろうけどね、[一晩寝て治らなかったら行く気]だったけど。


そもそも[マトモに動ける状態じゃなかった]んですけどね!そして危機感を抱いたワケ。


(これ、なんかしら対抗手段持ってた方が良いよね......?)と、でまあ色々あったよ。源氏武者直系(の可能性が高い)だから妖怪とか、よく分からんモノ位は斬れるだろ!って木刀を振れる様に鍛練して、[力]の込め方とか自己流にやって、なんか狐と会ったりその上司?関係者?と会ったり、狐増えたり......


姉がまた連れて来た獣(猪?部屋が滅茶苦茶臭くなった)を吹き飛ばして縁をぶった斬ったり(斬ったら臭いはたちまちに消えた)、まあ......色々と。


[力]自体を剣の形に出来るから木刀要らないんじゃ疑惑が浮上して居たり、結構あやふやなモノ。


[そもそもハッキリ見えない]でも界隈的にハッキリ見えると言う人が居る、これって[脳内で補整が効いてるんじゃね?]


[人間の脳味噌的に眼球で映す情報全てを処理しない]、死角があるのに見えてる状態なのは[情報を単純化し誤魔化している]に過ぎない。


だからこんなに、よく分からんモノを処理しようとするから[既知の情報に置き換えられる]、[コレと似てるからコレな!]ってこった!


でもだからこそ危ない、[悪意ある何かが化けてる可能性がある]って事だから。故に私は本気で信用しない、自分の目を信頼して居ない![だからこその仮定]だ!


\\ゴォッ!//

バクハツ オチ ナンテ サイテ-......!

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