第2話 壺を抱えた令嬢の居る風景



 初出勤、それは環境の激変。

 憂鬱な気分を胸に美術館へとやってきたアンドレアス。

 彼を待っていたのは、新人への手荒い歓迎……つまりは早速の試練であった。



「もう、来るのが遅いって! 鑑定の依頼は間髪入れずに持ち込まれるんだからノンビリしていたら困るのよ。こっちは猫の手も借りたいほど忙しいんだからさぁ!」



 到着するなり、プリプリ怒るビルギットに手を引かれ、やって来たのは更衣室だ。

 そこで手渡されたのは警察や軍隊を思わせる厳格な雰囲気の制服であった。

 渡された制服の色は黒、主任の制服は赤。

 それが階級の違いか、あるいは性別の違いかはわからないがアンドレアスに些細な疑問をぶつける暇など与えられていなかった。

 彼の感想はたった一つ。


 ビルギットが着ていると「いかがわしいお店」の従業員にしか見えないってこと。

 へっ、若いお嬢さんにはちょっと似合わないぜ。

 自分の年齢もさして変わらないくせに、アンドレアスは内心そう思っていた。

 されど、それは着任したばかりの新人が口にすべき愚弄ではなかった。


 さらに追加で渡されたのは盗賊や海賊が身につけていそうなバンダナだった。

 しかも、レゲエ風のカラフルで派手なデザイン。



「これは? いったい? なんです?」

「前に説明したでしょ? アンタは私を影から支えるんだから。チート使いだって正体がバレたらどうするのよ? その目立つウニ頭を少しは隠しなさいって」

「ああ、なるほど変装ですか」



 こんな格好したら余計に目立つような気もしたけれど、これは上司命令であった。

 銀のヒモ付き制服と、燕にも似た双尾を垂らす真っ赤なバンダナ。

 清潔感あふれる白手袋をはめると、少しだけ身の引き締ますような心地がした。

 奇抜なファッションに身を包み、ようやく更衣室から出て来た彼を見ると、上司は満足げにうなずいた。



「うん、よしよし、似合うわよ。思ったよりは」

「適当なコト言ってません?」

「いいから早く、お客様を待たせているんだから詳しい話はあとあと」

「い、いきなりですか? 詳細な打ち合わせとか?」

「別にいいの。最初のお客様は幸運にも私の旧友だから。少しぐらい粗相があっても見逃してくれるでしょう。アンタもチュートリアルだと思って気楽にやりなさい」

「はぁ……」

「全ては『アタシが』高みへと昇る道程。目論見通り美術館の客数が増えたらアンタにもお零れをあげるわ、気合を入れてしっかりやんなさい。二人でもっと見晴らしの良い眺めを見に行きましょう」

「まっ、やるからには手を抜きませんよ。そこは、ご安心を」



 そんなワケで急造タッグは、初めての鑑定作業へと歩を進める事になったのだ。

 場所は三階の多目的ホール。入って右手の壁が一面ガラス張りになっており、丘の上に立つ美術館から街の眺めが一望できる造りとなっていた。本来は芸術鑑賞の合間にお客様が休憩したり雑談したりする為の癒し空間なのだが、今日はその広間を借りきって鑑定作業が行われる運びであった。

 それというのも、鑑定すべき作品が一点や二点でなく三十を超えるコレクションだからだ。リストを見れば、陶芸、彫刻、絵画と種類も多岐にわたる……それはつまり作者も時代も特に統一性がなく、コレクターの思い入れや愛情がそこまで強くない事をも意味しているのだが。普通は特定の作者や表現方法に絞るものだ。


 依頼人は、ヤスミン・バウムガルト嬢

 没落貴族の一人娘であり、先月馬車の事故で父親を亡くしたばかりだ。

 父のアルミンは事業に失敗して多額の借金を抱えており、自殺や謀殺の噂も囁かれていた。新聞の一面にデカデカと載っていたので、そのニュースならアンドレアスも記憶に新しかった。

 ホールのソファに腰かけて待つ薄幸そうな女性。黒のドレスに身を包んで喪に服しているヤスミン嬢は、アンドレアス達が現着したのに気づくと立ち上がって会釈をした。何とも奇異な事だが、女性の両手には花瓶サイズの壺が抱えられていた。

 壺女という異名は、この印象深い光景が起因しているのだろう。チート眼鏡くんという蔑称を持つアンドレアスからすれば、何とも親近感を覚える相手であった。

 壺女のヤスミン嬢は、絞り出すようなたどたどしい口調で言った。



「どうか、宜しくお願い致します。こちらの美術館では芸術品を高く買い取ってくれると耳にしたもので……恥ずかしながら、どうしても お金が必要なのです」

「任せておきなさい、ヤスミン。お祖父様に言って、買い取り額を爆上げしてやるんだから。なぁ――んにも心配しなくて良いのよ、大船に乗った気でいなさいって」

「ありがとう、ビルギット。落ち目になった私にも優しい言葉をかけてくれるのね。貴方は最高の友達よ」

「昔から言うでしょう? 困った時はお互い様ってね。むしろ、こんな事しか出来ないアタシを許してね」



 手を取り合う令嬢二人。

 お嬢様ズの美しい友情が目前で育まれていた。

 そんな安請け合いをして大丈夫なのか……というのがアンドレアスの率直な感想だ。オーナーの意向は、情に流されるな、もっと予算を大切に使え、なのだけれど。


 そして、その憂いは不幸にも現実のものとなった。

 先に結論を述べておけば、ヤスミン嬢に残された唯一の希望、父親のコレクションは全て偽物ばかりであった。そこに例外はない、ただの一つも。かくも世知辛い時代、安っぽい夢や希望を抱く方がもしかすると どうかしているのかもしれなかった。


 では、どうやって真贋が判明したのか? その過程は?

 とても簡単な話で、アンドレアスがサイトスキル『年代測定機能』を用いてコレクションの制作年月日を一つずつ念入りに調べ、そこから導き出された結論であった。絵の具、キャンバス(これは張り替え可能なので参考にしかならない)彫刻や陶器の原材料、土台に使われているネジの古さ。それらがいったい「何歳」であるのかは、眼鏡チートの力で克明に見破られてしまうのだった。

 チートに手心や情はなく、判定結果は残酷なまでに克明であった。

 手持ちの作品リストには作者名と生没年があわせて記載されていた。例えば作者の死後に作られた絵画や彫刻であるならば、詳細に調べるまでもなく偽物なのは当然の話。後世の模倣作品、もしくは悪意ある贋作なのだ。

 コレクションの中には素人目にも最近の作品であろうピッカピカの新品も混じっており、眼鏡の力を借りるまでもなく残念な代物ぞろいなのは明らかだった。

 友情に厚いビルギットも眉をひそめるばかり。



「うーん、これは……ちょっと……マズイかも」

「でも、鑑定結果を誤魔化すわけにはいきませんよ。他の手立てを考える為にも、早く本人に伝えないと。友人なら尚更」

「そうよね、うん判ってる。ただちょっと……勇気を絞り出すから時間を頂戴」



 ビルギットは胸に手を当てて、何度も深呼吸した。

 美しい友情が惨めにぶっ壊れそうでザマァ~~とスラム出身の健全な野郎なら富裕層の不幸に心を躍らせることだろう。だがしかし、ああけれど、シスターから薫陶を授かったアンドレアスにはちょっとばっかしその感性は理解できないのであった。他者の為に悲痛な表情が出来る奴に悪党はいない、アンドレアスの中で上司に対する印象が変わりつつあった。


 少し経ってから、ビルギットは覚悟を完了した。



「あのね、ヤスミン。これは言い辛いことなんだけど」

「平気だよ、言って。嘘が下手なのは貴方の長所だもの」

「この中には、あまりお金になりそうな作品がない」

「グハァ! うー、げほッッ! げほっ! ほ、本当に言ったわね、貴方」

「ご、ゴメン、だってさ」

「冗談よ、真面目に将来を考えていたらとっくに首をくくっているわ、アハハ」



 若干狂気をにじませながら、ヤスミンは笑うのだった。

 他人の不幸は蜜の味だが、それでも度が過ぎると笑えないものだ。

 この状況では乾いた愛想笑いを返すのが、ビルギット達にはやっとだった。

 ヤスミンは一通り自虐の笑いをすませると、マジな表情に戻って口を開いた。



「ああ、どうしたものかしら……借金が返せないと私は」

「誰にかに請求されているの?」

「怖いお兄さんに言われちゃってね。どうしても返せないならお下劣な店で働いてもらうと……ふふふ、まるで絵に描いたような落ちぶれっぷりでしょう? ああ、私の人生こそが芸術そのものね」

「それは、その、何といったら良いのか」

「良いのよ、笑って。何でも金貸しは『元令嬢カフェ』という店を経営しているらしくて。そこが慢性的な人手不足なんですって」

「元れい……何ですって?」

「元令嬢が給仕としてサービスするカフェよ。特別料金を払えば裏サービスがあるらしいの。お客様と手を握ったり、ポッキーゲームをしたり、椅子取りゲームなんかを楽しめるのだとか」


 ―― おいおい、それって何かの隠語か? 笑う所じゃないよな? そこ?


 絶対に笑ってはいけない状況でありながら、この微妙に面白い話ときたら!

 ワザとやっているのではないか、疑わしくなってくる程だった。

 思わずアンドレアスは心の中で突っ込んでしまった。


 ―― でもまぁ、判らなくもないか。落ちぶれた令嬢を冷やかしに行けるなんてスラムの男ならドはまりしそうだもん。


 スラムにおける鉄の掟。

 それは「弱者なんざぁ、トコトンしゃぶりつくせ」であった。

 シスターの優しさに影響を受けたアンドレアスといえでも、そこだけはどうしようもなく骨身に沁みていた。なんせそれは、自分たちがいつも金持ちや権力者にやられている行為なのだから。

 やれやれ、弱肉強食は野生の掟でもあった。


 ―― しかし、元令嬢は玩具じゃないんだぞ。


 彼が世の非情さを儚んでいる間にも、ヤスミンの元令嬢語りは続いていた。



「それでね、お客様と椅子取りゲームをする時は、絶対に負けなければいけないの。負けたら床にペタン座りをして、ハンカチを噛み締める仕草をするんですってよ。泣いて悔しがるとお客様は喜んでチップをくれるんですって!」

「ふんふん、なんか楽しそうだな、それ」

「ウルルァ――ッ! アンドレアス! なんてことを! 空気よめ!」

「あっ、すいません」



 つい、ゲスな本音が漏れてしまった。上司からの初叱責がこれだ。

 本人が「オッサンと椅子取りゲームをする行為」を嫌がっているのだから。

 やはりダメな物はダメなのだ。蔑みは蔑み。

 シスターの薫陶を以てしても、消しきれぬ深き男の業よ。


 しかし、メソメソしているヤスミン嬢が相変わらずデカい壺を抱えたままなので、見ている側としては困惑するばかりなのであった。窓の外、遠くのコズエではチュンチュン小鳥が鳴いていた。

 失礼ついでにアンドレアスは聞いてみる事にした。



「その、抱えている壺は何なのです? 肌身離さずいるようですが」

「これは父の形見なのです。この壺だけは手放してはいけない、必ずやお前を救ってくれるから……そう言われて」

「もしかして、貴重な品だったりします? それも鑑定しましょうか?」

「いや、これは父の手作りですから。価値なんてあるわけが……」

「ふーむ? お父さんは陶芸家か何かで?」

「若い頃に憧れていたらしくて。今でも屋敷の庭に陶器を焼く窯があるんです。生前よくそこで粘土いじりをしていました。色んなコレクションを買い漁るのも芸術家の魂を忘れられないからだと、そんな風に笑っていたっけ……ああ、父さん」



 確かに表面の塗装は荒く、安っぽい。芸術的な価値は低そうであった。

 しかし、お前を救うとは? 随分と自信の満ちあふれた発言だ。

 とても挫折したアマチュア陶芸家のセリフとは思えなかった。


 ―― なにか匂うな。


 いくらチートと言えども、眼鏡は見るだけの道具。

 それを活かすも殺すも、使い手の嗅覚次第であった。アンドレアスが顎に手を当てながら考えていると、ビルギットが遠慮がちに言った。



「あのね、コレクションの話なんだけど。偽物だからといって必ずしも無価値というワケではないの。好事家が家に飾る模造品を欲しがっていたりもするから。良かったらね……」

「そうですよね、本物でないからといって無価値とは限らない」



 上司の話を無礼にも遮ると、アンドレアスはメガネを親指で押し上げた。



「その壺、ちょいと拝見しますよ。第八機能、透視、オォ――ン!」

「ちょっとアンタ! あああ、ヤスミン! 胸とお股を隠して、早く」

「へ? なんで??」


 ―― いや、体を張って友達を庇う友情は美しいけどさ。アンタこそ隠せよ?


 拝見すると言っても「お父様が大切に育てた娘さん」をじっくり見ようというのではないのだから。確かに役得ではあれど、下品な欲望を頭の中のシスターは許してくれないのだった。脳内に居座るモラル測定装置は、裁きの往復ビンタが得意技だ。



「……わかりました。その壺をテーブルに置いて下さい。気が散るので」



 じっくりと壺を観察した結果、どうやら亡き父の自信にはそれなりの裏付けが在るように思えてきた。しかし、それを発見したのがアンドレアスではマズイ。あくまでも彼は補助役に留まる必要があった。アンドレアスはビルギットの袖を引っ張ると、広間の隅に呼んでこっそり耳打ちした。

 ヤスミン嬢は何事かと首を傾げるばかりだった。



「あの、その壺が何か?」

「うん、もしかすると凄い事が判ったかも、ヤスミン」



 本日の仕上げを引き継いだのはビルギットであった。

 彼女は作業用の白手袋をはめ、壺の側面を丹念に撫でまわした。



「本当だ……よく見たら此処に継ぎ目がある。塗料で判り難くしているけど。フタを接着剤で固定しているみたいね。B薬品なら剥がせるかなぁ」



 作業室から薬品の小ビンと刷毛を持ち出し、ビルギットは継ぎ目へ丹念にクスリを塗り込んでいった。壺自体を傷付けることのないよう、丁寧に丁寧に。

 やがてゴポッと音を立てて壺の一部が外れた。

 それは明らかに「何かを塞いだフタ」であった。

 その下には僅かな空間があり、中には目もくらむような美しい宝石が幾つも隠されていた。ヤスミンは両手で口元を覆い、息をのんだ。



「まぁ、これって……!」

「お父様はいざという時に備え、隠し財産を残していた。そういう事でしょうね。令嬢に返り咲くことは出来ないかもしれないけど……借金を返すぐらいなら楽勝よ、当美術館が保証するわ」



 こうして急造タッグの初仕事は綺麗な終わりを迎えるのであった。


 カチャカチャカチャ……チーン!

 亡き父親の愛情、やはりプライスレス。













「でも宝石って熱に弱いんでしょう? 聞くところによれば、お湯をかけただけでも変質してしまうとか。壺と一緒に焼いたり出来るんですか?」

「あきれた。アンタってば、実は何も知らないのね、アンドレアス。カマに宝石を入れるわけがないでしょうに。最初から空洞や窪みを作って陶器を焼き上げ、後から宝石を入れるのよ、当然でしょう」



 二時間後、ビルギットの主任学芸員室にて二人は初仕事を振り返っていた。



「無知ですいませんね。まだ初日なものですから」

「いいのよぉ、最初にしては上出来だったわ」

「……ということは、あの壺は最初から宝石を隠す為だけに作られたのか」

「安物そろいのコレクションは、壺から目を逸らす囮かな? まぁ、何にせよ あの宝石を悪い奴に買い叩かれなくて良かった。ホッとしたわ」

「良かったよかった。これでメデタシメデタシですね。……機能オフ」


「……ん? 今なんて?」

「いや、別に」

「機能オフって言ったなぁぁ!? つまり!? これまでずっと機能オンだったということなの? 透視機能を!? 信じられない! 過ぎる!」

「いやいやいや、私だってキュレーター。美を愛する気持ちはありますから。これから自分が奉仕するであろう美を確かめさせてもらったまで。言わせてもらえば女性の身体は芸術そのものです。隠すべきではありませんって」

「ふーざーけーるーなー!! アタシという芸術をタダ見して良いわけがないでしょう! あと、芸術を言い訳に使ったな? 芸術の権威を二度と侮辱するな、それは飯のタネなんだから! お前なんかを身近に置いていたら発狂するわ、女の敵め」

「そこまで言う? 少なくとも二人の女性を救ったでしょう? 私が悪党ならば、何も気づかないふりをしてヤスミン嬢の屋敷に忍び込み、宝石だけ頂戴しましたよ」



 そう、そうすればシスターの教会を建て直すことだって出来た。

 けれど、そんな薄汚れた金を彼女が受け取るわけもなく。

 頭の中のミニシスターに裁きの往復ビンタをくらって腫れあがった頬。その痛みを、女性の裸身という芸術鑑賞で癒していたのに。屈んだお尻の描くなめらかな曲線こそ、至高の美だったのに。


 ―― 良いじゃないですか、別に減るモンじゃないし。


 それを口に出したらクビだろう、そんな気持ちがアンドレアスを押し留めた。



「うぐぐ! アンタ! 今回だけは我慢してやるけど! 私たちの輝かしい未来の為に煮えくり返るハラワタを我慢してやるけど! 二度と、二度とこんな真似をしたら短筒で眉間をぶち抜くからね」

「へいへーい」



 結局、ビルギットとヤスミンに五メートル以上近付く際は、必ずや大声で「オフ」と叫ぶことを約束させられた。

 急造タッグゆえに判り合えない点も確かに在るのだった。


 ヤスミン嬢は今回の一件で手に職をつける重要性を心で理解し、美術館の事務職に働く場所を見出した。

 以降、美術館の中庭では時折不思議な光景が見られるようになった。


 壺を抱えて弁当を食う元令嬢のいる風景。


 それを遠くから眺めながら、アンドレアスは腕を組んでうなずくのだった。


 ―― やっぱり女性は芸術だよ。服を着ていても魅力が損なわれる事は無い。


 同僚と談笑するヤスミン嬢の笑顔。

 その横顔を父親にも見せてあげたかった。

 そんな事を思いながら、アンドレアスは一人その場を去るのだった。


 モラルと欲望、優しさと蔑み、慈悲と金。

 男とは、人間とは……矛盾をはらんだ哀しき生き物であった。

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