飲酒（いんしゅ）は悪手（あくしゅ）と学習（がくしゅう）しやしない

因襲（いんしゅう）十文字（ともじ）　無事（ぶじ）帰宅（きたく）御（おん）の字（じ）

顰蹙（ひんしゅく）脳内（のうない）　頤（おとがい）養（やしな）い

辰宿（しんしゅく）を詠（うた）いそっと書（か）いた文字（もじ）

神洲（しんしゅう）の片隅（かたすみ）に　泥（なず）み佇（たたず）み応酬（おうしゅう）

錦繍（きんしゅう）は今（いま）や十重（とえ）二十重（はたえ）　星々（ほしぼし）さえ褒（ほ）め称（たた）え

飲酒（いんしゅ）が招（まね）いた状態（じょうたい）異常（いじょう）も詠（うた）い光体（こうたい）踏（ふ）む妄執（もうしゅう）

禁酒（きんしゅ）一蹴（いっしゅう）　醜怪（しゅうかい）な詩（し）は斯（か）くして書（か）くしかない定（さだ）め

島国（しまぐに）が生（う）んだ韻（いん）の修羅（しゅら）

風巻（しま）く詩（し）　幕（まく）無（な）し　捲（まく）し立（た）て

締（し）まりが無（な）い詩歌（しか）書（か）きますか

終（しま）いにゃ踏（ふ）み外（はず）したって立（た）って

韻（いん）遊（すさ）び踏（ふ）めと吐（は）き捨（す）てろ

飲酒（いんしゅ）礼（らい）す手（て）の浴（あ）びす音（ね）よ

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