俺が先生? Ⅲ

常設依頼は程々にして本格的にF級依頼を受ける毎日、薬草採取だが!それが面白い!

掲示板の依頼は殆ど薬草採取、討伐は直ぐに取られてしまう、その中の依頼に辺なのを見つけてメリルさんに聞いたら驚いた!


「この肥やし依頼って何ですか?」

「ああそれね?それはずっと誰も受けない依頼なの、この【アガリ草】これはキズとかに効く材料で【クルク草】これは熱が出て頭が痛くなる病気の特効薬なの

この薬草は森近くにしか無いから誰も受けないって訳、危険な割に安い依頼料だからなのよ

まぁ薬師ギルドが出してるのはこんなのバカリ、だからずっとそのまま、取り下げないのよ」

「薬師ギルドは自分達では採取しないニャその癖安い依頼しかしないニャン冒険者を下に見るふざけた連中だニャア!」

「そうなんですか?薬師ギルドは冒険者ギルドに頼むんですね?」


「薬師ギルドだけでは無いのよ、錬金術師も良く依頼するわよ、連中はC級依頼が多いわ、殆ど魔物素材ばかり、でもジョウ君がボイスさんに渡す魔物の中に、欲しい素材が多くてD級やC級依頼は無くなってるのよ、それにB級もね」


「ねぇ?ジョウさん?気を付けて、ギルマスがジョウさんを疑ってるわよ?F級になったばかりの新人がとんでもない物を解体依頼してるって気にしてるの、悪いヒトじゃあ無いけど┅┅」

「フフフ♪それはどうかしら?あのヒト意外と喰わせ物よ」

「ジョウは悪く無いのだニャァ気にするニャ!ボイスさんは喜んでるニャァそれにギルドも儲かってるのだニャン!ジョウは凄いニャァ新人達に手解きしてあの盾も流行らせたニャお陰でお金に困った冒険者が少なくなったのニャン!」


「ウフフ♪そうね、ロミィの言う通り、ジョウさんが若い子達に色々と教えてるのよね、頼りにされてるもの┅」

「俺は何も、聞かれたら答えるだけで何もしてないですよ、それに真面目に聞く子に失礼でしょ?じゃあこの肥やしを受けます」

「良いの?まぁこんなのを受けるのジョウさんくらいかな?気を付けてね?」

「ハイ、やっぱりメリルさんは笑顔が凄く良いですね?とっても可愛くて眩しいです!だからその笑顔が俺に元気をくれます!アハハ!いってきま~す!」


「えっ!私の笑顔┅┅そんな!まぁまぁ!┅もぅ┅┅」

「ウフフ♪メリルったら!隅に置けないわね?然り気無く笑顔を振り撒くなんて、ジョウ君益々好きになるかもよ?ウフフ♪」

「メリルはずるいニャ!いつもいつも!ニャンでジョウに好かれるニャァ?そのおっぱいニャのかニャ?私のがおっきいニャア!」


そうです!ロミィさんのおっぱいはおっきいですよ!そしてお尻も!

貴女も魅力的ですぅ!そのニャアが無ければ┅┅┅┅う~ん残念!


「おっ!ジョウ!今日も薬草採取か?」

「ベンさん、お勤めご苦労様です、今日は少し森の奥を探します、どうやら森の中に有るそうですから」

「そうか、気を付けろよ、最近魔物が増えてるらしいからな、まぁお前なら大丈夫だろうよ!アハハ!」


守衛のベンさん、すっかり顔馴染みになった、彼は冒険者達に人気がある、何故なら名前を覚え声を掛けてくれるから


誰もが気安く声を掛けられるのに悪い気はしない、守衛さんからだしね


門を出て直ぐに街道が走ってる、それを突っ切り、真っ直ぐの道を行くと分かれ道にぶつかる、左手はダンジョン街へ行く道、右は山へと行く道だけど、ロンダバルガーデはこの道を行った所にある

森は山の麓に広がり結構広く深い、湖も有るらしいがヒトは行かない、森と言うだけで遠慮する


でもあの山を越えないと隣の領地へは行けないと来てる

お隣は〖エルスハイマー侯爵領〗辺境地で国境を警備している役目と魔物の討伐、領地はかなり広く侯爵の下に3つの貴族様が仕えてる、分領と言うか広いから別けて面倒を見させてる?と言う事らしい 大変だね


「ジョーウ!オ~イ!」

「やあ!今日は討伐?」

「ええ、ゴブリンよ、アナタは?」

「俺は薬草採取、肥やしの奴だよ」

「ええ!あの依頼を受けたの?バッカだなぁ、金にならないのに危ない仕事だよ?」

「それは承知で受けたんだ、だって珍しい薬草なんだよ、面白そうだからね」

「出た!薬草バカ、みんな言ってるよ、ジョウはF級になってからずっと薬草ばっかし採取してる馬鹿だって、勿体ないよ」

「アハハ、馬鹿で結構、でも薬草採取はゴブリン討伐より金になるよ、依頼の他に採取した薬草も買ってくれるから馬鹿にならないよ」


「それは薬草知識が有るからでしょ?私には全然分からないもん」

「そうよ、勉強してるけど、覚えるの大変!」

「そうかな?薬草って変わっていて、自分に適した場所にしか生えないんだ、葉とか覚えるより生息地を知ったが早く覚えるよ、こんな草ばっかしだけど、ホラ?そこに生えてるのがヒール草だよ、コイツは日射しを嫌うから背の高い草の影にいるんだ、こうして見てあそことあれ、妙に背の高い草があるだろ?あの辺りにヒール草は有るのが分かる」


「なる程、場所を知れ!だね?」

「魔力草は湿気の有る土地、アザミ草は逆に乾燥してる土を好む、あのマンドラゴなんて薄暗い涼しい場所で土が柔らかい所なんだ、薬草採取してると魔物に必ず出会うから、それも狩ればお金には困らないよ」


「それはジョウだからよ、でも勉強になったわ、ゴブリンの依頼が早く済んだからこれからホーンラビットを狩って帰るの」

「その間は薬草も見つけてみるね、良いこと教わったから」

「ホント、ジョウが私達のパーティーに入ってくれたらなぁ」

「それは諦めなさい、人気者を入れたら後が大変、でも残念ね」

「ジョウならこの体も提供するのに┅駄目?」

「イヤイヤ!前にも言ったでしょ?俺はどこにも入らない、ソロで活動するって、それに他の男達に殺されます!美人ばかりだから」


「もぅ!そんな断り方はずるいよ!」

「ウフフ、ジョウらしいかな?」

「マッタク┅┅」

「悪気がない分ムカつくわね、少しは自覚しなさい!」


この女性冒険者達はガーデンで一緒になった元E級4人組の【赤い棘】の皆さん、あれから何度か顔を合わせ仲良くなった

彼女達はガーデンでの事を悔やみ、自分達の未熟を思い知りったと謝った


まぁ美人4人のパーティーだから注目されオダてられて天狗になってたのは仕方ない

エルフ女子はプライドが高いからねぇ


薬草採取してると彼女達からラビットの狩り方を聞いて来たりして仲良しになったと言う訳


それに凄くスタイル良しだ、なのに冒険者の格好には似合わない、露出が多い出で立ちなんでクラクラする


エルフのアミカさんはヘソだしルックでビキニ?武具でアーマーと言う奴、本来ビキニアーマーは下に防具、忍者とか着てる網目のシャツとか防御シャツとかを着るのだが? はち切れんおっぱい!

なんか危うい格好、ミニスカだし!まぁ長プーツみたいなのは許せる、元々エルフ女子は露出が多い格好らしい┅┅┅┅確かに!


エリーさんはギャルぽくてお洒落さん、おっぱいはFカップで背も高く183cm、モデルさんだな


シャルダさんは魔法使い、魔法の帽子をして杖もまんまだよ

でも格好はローブの下に襟付きのシャツをヘソの上で縛る形、だから胸が強調されてる

Dカップだけどギュッとバストアップしてる┅┅だからぁ!ブラジャーしなさい!ポッチがぁ!

貴女もスカートですか?


リリカさんは鑑定持ちの美人さん、この人が一番マトモ?かな、其れなりの格好、でも冒険者のズボン、女子はパンツかな?パンツルックはエロい!はっきりお尻の線が分かるから、胸がEカップは有るから揺れるとムフフだよ?


まぁ美人さん達と仲良しになれて嬉しいのは本音だよ

見てて飽きないしね、薬草を採取する時屈んだりしゃがんだりすると目がテンになって┅┅

そりゃガン見しますがな、お尻が4つにおっぱいが8個!

各々に趣が違うのも楽しめますなぁ┅┅┅┅┅┅爺ぃの嗜み《タシナ》!


「ジョウは森へ入るのね?まさか湖までは行かないでしょ?」

「興味はあります、まぁ依頼の薬草が済んでから考えます」

「あの湖には珍しい魚がいるって聞いたわ、とっても美味しいんだって、でも魔物もいるから難しいってA級のヒトが言ってたよ」

「どんな魚だろ?見たいかも?」

「無理は駄目よ、私達が!って言いたいけど無理ね、足手まといしかならないわ、でもジョウが教えた魔力涸渇をしてるから魔力が増えてるの、循環もかなりスムーズに出来る様になってるしね、頑張って必ずE級に戻るわよ」


「今ねぇ?G級やF級の冒険者達はみんな魔力循環と涸渇法を実践してるわよ、あのエルガちゃんやナルシャちゃんが魔法を覚えた、それとあの盾での狩りやスライムへの槍を使った狩りとか、みんな真似してるわよ、そ・れ・と!薬草採取が稼げるってのを広めたのジョウだしね?ウフフ♪」


「そうなの?それは知らなかった、みんなが?」

「だからE級とかも真似しだしたわ、だって常設依頼は小遣い稼ぎになるし、討伐が有効なのが分かったからね、内のギルド冒険者はその内強くなるわよ」

「そうなれば良いね、みんなケガしたり死んだりしないと良いから」

「そうね┅┅┅┅┅アナタ次第よ」

「私達は行くわ、またね!」

「なんか有ったら教えてね?」

「今度ゆっくり食事でもどう?お姉さん達が優しくしてあげるわよ♪ウフフ♪」

「そ、それはどうも┅┅はい┅?」


エリーさん┅┅エロっぽいですぅ、そのおっぱいがぁ!

Fカップに埋もれたい!┅けど!


はぁ、なんかやる気失くした、こぅムンムンの女の子臭に囲まれたら淫の煩悩が出てモヤモヤする

やっぱ下着してないと露骨だよ?

どうしても白い肌が目につく

おっぱいが特に┅┅嬉しいけど!

サラシとか無いから胸を巻けないしねぇ、それにビキニアーマーには向かない┅┅どうしたものか?


森へ入ると雰囲気が変わる、索敵には遠くにオークやゴブリンがウロウロしてるからね

マップを拡げるとオーガやボアがチラホラ、虫の魔物も多くて流石に下位の冒険者には無理だ


狙いの【アガリ草】【クルク草】は見つけた、でも近くにオークが4体、邪魔!最近は弓を使って狩りをする事にしてる

極力ステータス2の力を使いレベルアップ!

これが楽しい!だって実感する事が出来るんだ!

オークを倒すと必ずレベルが1つ上がる、ゴブリンなら2体、ホーンラビットは5匹で1つとレベルアップの知らせが嬉しくなる


でも弓矢では1発で仕留めるのは難しく剣での勝負になる

1対1なら勝てる様になった、複数だと手こずる、魔法の威力は弱くて中々どうして、オークは手強いと思いしる


E級パーティーでは2体が良いとこ、3体だとケガするよね

アミカさん達は4体のオークにしてやられたんだよな

オークも美人だと張り切るし、拐うのが目的だろうから頭を使う

厄介だねぇ┅┅


良く使う戦法は光魔法のライト、これで目眩まし、からのぉ弓攻撃して斬り込む

足を狙い切って動けなくして刀で刺したり切ったり、体はなるべく切らず首とか頭を狙う

買い取りを考えて損傷を少なく仕留めるのは骨が折れる

時間は掛かるがこれで良い!

実力はまだD級には届かないが、からり良い線行ってるよ


アガリ草は木の下に群れてた、クルク草は地面では無くて木に寄生?日当たりが悪い樹木の肌に付いたコケに寄生してるのか?一緒に生えてるのか?

背の低い草で紛らわしい形態をしてる


余分に採取して収納、オーク4体も収納して森を出る

そして昼飯タイム!適当な場所を探して草が少ない場所に大きな石がデーン!と有ったのでその上でランチを広げる

朝出て来る時に作ったサンドウィッチとスープ、食パンの作り方と焼き方をイグリードさんに教えて毎日美味しいパンが食べれる様になった


この辺りではパンを発酵させない、そもそもパン酵母とかイースト菌も知らない、プルプラの実で酵母菌を作り種にしてパンを発酵させ焼くと薫りが有って少し甘酸っぱいパンになった

勿論!麦!ビール酵母、此方ではエール酵母を作りパンを焼く


いやぁ!アマンダさんが凄く喜んで抱き締められた、これは喜んで貰ったらお約束になるのか?

アマンダさんのおっぱいは何時でも大歓迎だよ!

アミシラちゃんも真似するんだけど違うんだよなぁ、あの温もりはアマンダさんだけ、アミシラちゃんのは柔らかいけど妹感覚かな?色気とか無いからね




空を見上げるとワイバーンが飛んでる

これも日常の風景、すっかり異世界に馴染んで来たんだと思う今日この頃です┅┅┅慣れってこわい!









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