発言する側と受け取る側で言葉の意味の違いはないか?いやある。

GoogleMapの口コミについてあるクリニックからGoogleへ意見が出された。不適切な書き込みで事業の不振を招いたとのこと。ここでは書き込み内容について少し。

公序良俗に違反するものや誹謗中傷するものはもちろんダメだが、そこまでではないことについてはどうだろうか。

事例として示されていた「門前払いされた」という意味を、書き込んだ人と一般が受けるイメージはマッチしているだろうか? 本当の意味で合致しているだろうか。

どんなことをされたら「門前払い」されたと言えるのか。主観によるもので、発言する側がそう思えば使っていい言葉なのか? いちいち辞書を見ながら書くわけではないので、これはまさにリテラシの問題。公の場に持ち出されたらその意味についてほじくられるはずだ。その説明がちゃんとできるだろうか。受け取る側もこの物言いについての印象を明確にして反論できるだろうか。

言葉は難しくて受け取る意味には多様性がある。注意して使わないといけない。自信がないなら他の表現にも労力を尽くして自分の意見を示すべきだ。ほんの少しの「ツイート」で不満を示すのはフェアじゃない。本当に不満だったら、具体的にとか、本当の自分の気持ちとかをできるだけ誤解のないように示すべきだ。それは大変とか、時間がないとか、自信がないとか、だったらそんな軽々な振る舞いはやめろ。本気で憤慨しているならそれなりの振る舞いが必要。

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