11:書くスピードの話

 公募勢として、一日に書く文量はどれくらいがいいのか。


 もちろん、人それぞれリアルの生活事情がありますし、一律に同じという訳には行かないでしょう。それでも、あえて設定するのであれば、毎日3000字を目安にするのが妥当なのではないかと、C-takeしーたけは思っております。


 一日に3000字を毎日続けることが出来れば、約一ヶ月で公募一作分の文量になります。初稿を一ヶ月で上げられる作家は珍しいと聞くので、これが出来るのは物書きとしての強みになるのは間違いなし。以前記載した、書いた分だけレベルアップをするという観点から見ても、これは他の物書きに対する大きなアドバンテージです。


 一日3000字を毎日というのは、決して楽ではありません。どんなに忙しくても、体調不良でも、言い訳をせずに書き続けるのですから、困難なのは当たり前です。


 しかしこれが出来るようになった時、そこにいるのは、プロでも難しいことを成している自分です。一般のプロには出来ないことをしているというのは、自信に繋がることはもちろん、実績としても通用する実力となるので、編集者からも一目置かれる存在になること間違いなし。SNSのプロフィールに書いても問題ないでしょう。


 毎日3000字をこなしていることをひけらかす必要はありませんが、一ヶ月で一作完成させたという事実は誇ってもいいものです。書くスピードで迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。

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