Another +1 Anri in wonderland " KIMINAGU" 06

Venus 22


 あのあと遠回りして41→32→23→21と進んだ。タツコさんにも『レベルアップも兼ねて今は少しでも多く回っておきなさい』って言われたし。

 そしてエリア22へ。ではちょっと失礼して……かぽーん(効果音)はふぅ~

 ……み、見ちゃダメだからね!


30 39 48 01 10 19 28

38 47 07 09 18 27 29

46 06 08 17 26 35 37

05 14 16 25 34 36 45

13 15 24 33 42 44 04

21 23 32 41 43 03 12

22 31 40 49 02 11 20

 

 出たら真っ直ぐにエリア20を目指す。そこに新しい敵が登場。スケルトンが剣を持ったボーンナイトだ。やっぱり2発当てないと倒せない。

 上段から剣を振り下ろしてくる。動きが遅いから対応できるけど、それでも手間取っていると仲間を呼んで襲ってくる。ダッシュと下段キックを合わせたスライディングキック、必殺技リミットブレイク【ラッセルクラッシュ】で一掃。うん、使える技だ。


 そしてエリア20に到着。オールスターの敵が待ち構えている。そしてボーンナイトの色違いのボーンジェネラルが。色違いなだけじゃなく盾を持っている? くっ、スライディングキックをバッシュで防がれた! どうしよう、空中で溜めのある【トマホーク】や【鉄槌】は使えない。ならばここは!

 ボクはダッシュして中段の掌打を放つ。盾で防がれるのは承知の上だ。愚直にそれをくり返す。2連撃、隙あらば3連撃!

「ギ? ガ、ギ……」そしてようやくボーンジェネラルにダメージが透った・・・。骨に細かいヒビが入っていく! 人間なら筋肉が吸収するダメージも、固いもの同士が直接触れていれば衝撃はダイレクトに伝わるからね!

『浸透勁の応用ね。しかもその年で……末恐ろしいわね』

 師匠じっちゃんに比べればまだまだだよ。甲冑を着た騎士を素手で倒す必殺技とっておき、【谺透こだまどおし】って呼んでたね。砕けて崩れ落ちるボーンジェネラル!


 そして【鍵】をゲッチュー。てれれれ~てれれれ~ぱっぱら~ん! 待っててね、金星王。必殺技まごころをキミにお届け!

『それ絶対欲しくないやつでしょ。イヤゲモノって知ってる?』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る