魔法が存在する世界に転生した千姫。彼女は最強だった様で…

額田兼続

第-2話 尊き姫は男どもの心を奪う?

ー徳川家康の孫で豊臣秀吉の子の嫁で織田信長の妹の孫である千姫は1666年に亡くなった。

そんな彼女が目覚めると日光だった。

(お爺様が祀られている場所…)

「千」

家康の声がした。

「お爺様?どうしてここに?」

「ここは日光。儂が居て当然だと思うが?」

「…そうですね。それより、何故私をここに?」

「お前の命が尽きてしまうのは勿体無いと思うのだ。そこで儂は上位の神々ゼウスたちと交渉した。どうか、異世界に行って平和な世でー」

「嫌です」

即答であった。

「何故じゃ?」

「私は夫達や父上、母上達と幸せに暮らしたいのです。なのでまた離れるのは嫌でございます」

「そうか。千が言うなら…」

しかし。

「ヒャッホーイ!この娘、貰って行くぜ⭐︎悪いな、家康さん!」

誰か来た。そう思った瞬間、千姫は男に攫われた。

(くっ、彼奴め、余計な事を…)

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