3月の祭り。特別な飾り菓子で、お茶会が開かれます。楽しくお茶会を過ごしていたはずですが、前領主の老紳士、お茶会が終わりの時間になっても、椅子を立とうとしません。この老紳士、年をとって偏屈になっているのです!いつもこの老紳士に物申す専属侍女は……。穏やかな、味わい深い、大人のショートストーリーです。おすすめですよ。ぜひ、ご一読を!
お待ちかね領主館シリーズです!でも今回初めて読む人も大丈夫、ちゃんと分かるように書かれています!今の季節にぴったりな、花咲く早春を舞台にした心あたたまるショートです。夕方になって風が冷たくなってきたにもかかわらず、庭から立つ気配のない老紳士――彼が待っているのは?このショートが気に入ったら、作者様のコレクションから領主館シリーズを見つけて、順番に読んでみてくださいね!