第3話

下校時間、どしゃ降りで、空は真っ暗。

そんな中、傘を持ちモジモジしている君が見えた。

君の目線の先にいるのは、クラスで人気の男の子。

「あ!○○くん傘忘れたの?途中まで入れてあげよっか?」

『マジ!?助かる〜』

好きでもない奴を傘に入れ、振り向いて君に微笑みかけた。

ごめんね、私以外見てほしくないんだ。

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