眼鏡について・・・(ちょっとだけ)考えてみた

ninjin

眼鏡

 ・キッシー


 ・ふみきゅん

(この辺りまでは、結構好意的だった?)


 ・クーポン岸田


 ・検討士

 ・見守りおじさん

(おおっ、徐々に怪しくなってきましたねぇ)


 ・増税メガネ


 ・増税クソメガネ


 ・バラ撒きメガネ

 ・外面メガネ


 ・レーシックメガネ


 ・銭ゲバメガネ


 ・パフォーマンスメガネ


 ・宗教メガネ


 ・減税ウソつきメガネ

(ぎゃーっ)



 (^▽^;)

 いやはや、某国首相の歴代あだ名が凄すぎる(悲惨過ぎる)。


 岸田某さんのお蔭で、「眼鏡」のイメージが悪くなったと憤る方々がいらっしゃるとかいないとか・・・。

 私もひとりの眼鏡かけとして、ちょっとだけ考えてみようと思います。



 そもそもメガネの起源とは、紀元前より透明なガラスの器に水を満たして、それを通して細かい文字などを拡大することが出来ると記された文献があり、その後、自然石であるエメラルドを加工したり、ガラスの精製技術が確立した後にはそれを半球形に磨き上げることによって、現在の眼鏡の大本は出来上がった様です。

 その他の詳しいことは、Wikipediaなんかに載っていると思われますので、そちらをどうぞ。


 眼鏡という言葉を使った慣用句というものがありますよね。

「眼鏡が狂う」

「眼鏡違い」

「お眼鏡にかなう」

「眼鏡越しに見る」


 ・・・・・・。


 別に悪い意味ではないものも有りますが、総じて良い言い回しではない、どちらかというとどれも似たような、物事に否定的(後ろ向き、消極的)なものばかりですね。


 そこで、私、考えました。


 私が、新しい諺(「眼鏡」を使った)を創作しよう、と。


 それでは、さっそく始めましょうか。


 ① 額の上に眼鏡(The glasses are on your head.calm down.)

 眼鏡をどこにやってしまったのか分からず、「メガネ、メガネ・・・」と手探りする様子。

 →周りは冷静なのに、自分独りだけ慌てふためいていること。(落ち着きなさいっ)



 ② 眼鏡に目薬(Still wearing his glasses,Tom put in Some eye dorop.Robots don't do that.)

 眼鏡をつけたまま、その上から目薬を差してしまい、自ら苦笑する様。

 →自他ともに認める優秀な人物でも、どこかしら可愛げのある失敗はするものだ。

  誰だって、小さな失敗はする。それが人間らしい。



 ③ 時計外して、メガネ外さず(Inportant things are not always useful.Even if it's just glasses.)

 温泉に入る時に、何故か眼鏡だけは外し忘れて、湯気で曇って初めてそのことに気付く。

 →普段必要不可欠なものであっても、時と場合によっては、それが邪魔になることもある。

  TPOを弁えるべき。



 ④ バカにも(俺にも)眼鏡(How beautiful you are! I don't know who you were! You just were glasses.)

(類似≒馬子にも衣裳)


 俺もちょっとだけ、賢く見えたりなんかして・・・



 如何だったでしょうか?


 くだらない?


 ・・・ですよねぇ。


 ま、ちょっとした言葉遊び、ということで・・・。


    ◇◇◇◇



「あれ? 立花さん、今日は眼鏡、してないんですね?」


 朝、出社して早々、総務部の河村由梨にそう言われて、思わず目元に手をやった。


「ああ、そういえば、そうだね。 忘れてきた」

「眼鏡無くても見えるんですか?」

「あ、いや、今日は世界がぼやけてるよ」

「あはは、そうなんですね。 でも、いつものイメージと違う立花さんも、ちょっと良いかもです。 素敵です」

「え? あ、素敵って・・・。もっと言って、誰からも普段あんまり言われないから、もっと言ってくれても良いよ」

 彼女はもう一度「あはは」と笑って、「それじゃあ」と、自分の部署に戻って行った。


 彼女の後ろ姿を目で追いながら、今日も一日、仕事頑張ろう、そう思った。



         おしまい

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