転生と令嬢とデスゲーム、要素を盛りすぎじゃないかと思いましたが、その辺は気にならない作りでした。主人公の覚悟の決まりっぷりが素晴らしく、よくある『復讐は虚しいだけだ』的な作品には真っ向から逆らってく「死ね」の連発がクセになります。
殺意マシマシのキャッチコピーに惹かれ、悪役令嬢と名のつくものを初めて読んだのですが、期待以上でした。血が滲むような苦しい思いを抱え、確固たる目的と意志を握りしめて相手をぶち○していく悪い女が何故こうも美しいのか?バイオレンスの勢いはヤミツキになり、その中に描かれる生き様に心打たれる。激しいバトルと強い女が好きな方、ぜひ。
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