第23話 気をつけよう

 リテラシーという言葉がある。読み書き能力(技術?)のことを指す。

 情報リテラシーという言葉がある。現在の日本ではどうだろうか、おそらく講座があるとしたら内容は、Windowsの入ったパソコンの電源を入れて、マイクロソフト社のワードやエクセルを使いこなして、電源を切る方法。もう少し進めると、Web検索の利用方法、SNSの利用方法。もしかしたら、生成AIによるサービスを使ってみたりするのだろうか。

 僕が以前から気になっているのは、通信販売のAmazonの商品レビュー欄である。

 利用している人は、皆気づいていると思うが、商品レビュー欄に「速く届きました」とか「綺麗で届きました」とかが散見される。

 商品レビュー欄の意味に気づかない人たちがいるのである。

 僕は去年、固定電話にかかってきた詐欺に危うく引っかかるところであった。いや、引っかかっていて途中で気づいただけである。学生時代にビラ配りのお姉さんに捕まって話しを聞かされてしまった時以来の、この種の反省する出来事である。

 いわく、「家の外側から近くの電信柱までの間の器械を交換する必要がある。交換時にお金がかかるが、それは後日(確か、現金書留でと言っていた)返金されるのである」。

 確かにデジタル化で世の中には様々な工事が行われているのであろうが、そんな訳はないのである。

 僕は、パソコンにLinux系のOSを入れて使っている。MSX2+で自作の曲を鳴らしたことがあるくらいの知識はある。

 それでも、その時は、電話をまともに受けてしまったのであった。

 話がズレていったかも知れないが、気をつけよう、ということである。

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