第16話 ジャネットさん片胸露出アクシデント
ジャネット・ジャクソンの曲について考えていたとき、そう言えばと思い出したことを書きたいと思う。
これは意見ではなく、素描の文章である。
さて、どの学校時代の修学旅行の時だったか、遠足旅行の時だったかは思い出せないが、バス移動の時だったのは間違いない。
カラオケをしようということになったのである。
レーザー・ディスク(LD)のカラオケ・セットが、観光バスということで設置されていたと思う。
誰だったかも全然思い出せないが、或る生徒が「おニャン子クラブ - セーラー服を脱がさないで」を歌ったのではなかったか。
バス内にはテレビ・モニターが吊られていて、そこに映される、字幕付きの映像を見ながら歌う訳である。
この「セーラー服を脱がさないで」の映像は、ドラマ仕立てであった。
フツーに《おっぱい》が映される場面があった。
印象としては、ちょっと《ハレンチ》な学園漫画のようなイメージのドラマものだった(僕は、あの作品を読んだことはないが、そう思い出される)。
そして、ジャネット・ジャクソンのことである。いま、Webで検索すると、西暦2004年2月のことだったそうだが、彼女の片方の《おっぱい》が、衣裳がぺろりと落ちたことで露出してしまい、それがテレビ中継に乗るというアクシデントがあったらしい。
当時の、日本の地上波テレビ番組の反応は、確かこうだった。僕の視聴した範囲の印象ではこうだった。
「アメリカは、大げさだねえ」
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