第12話 衣裳ケースは、ひらかない

 僕が好きな(カジュアルな)服について書こうと思う。

 中学生の頃から下着として売られているシャツを着なくなった。学校の制服としてワイシャツ等を着るにしてもだ。その下には、いわゆるTシャツを着るようになってしまった。

 現在、Tシャツとしては、ポリエステル一〇〇%のものが好き。特に鳥さんのマークのある「le coq sportif」がいい。

 それから、上着としては、パーカー(パーカという表記の方が正しいのかも知れないが、ここでは自分に馴染みのある音としてパーカーと表記する)が好きである。

 昔は、ちょっとサイズ小さめを買っていた。それで、両ポケットに手を入れることをよくしていた。手を下方へ固定するように入れるのである。いまは太ってしまったから小さめを選ぶことはできないし、そうなったからか、ポケットに手を入れる頻度が減ったかも知れない。

 Tシャツでもパーカーでもそうなのだが、基本的には絵柄のあるものは苦手である。胸の辺りのロゴ等も無い方が好ましい。

 パンツも柄物は選ばない。そして、いわゆるボクサーパンツのスタイルで、前部が空かない(閉じている)ものがよい。

 ズボンは、同じジーンズばかり穿いていた頃があるけれど、これも太ってしまって穿けなくなってからは、新たに手に入れようとは思わなくなった。

 服は目につくものを着がちである。一度仕舞ってしまうと、なかなか衣裳ケースは開かない。現在、それを考慮しつつ整理整頓を考えている。

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