カクヨムさんのバン問題。書いている側とカクヨムさんとの間で感じる落差は大きい。
カクヨムさんとはいえ、実質、カドカワさんではある。つまり、大手出版社であるから、ここに投稿する人は書籍化という、とても嬉しいご褒美がある。ただ、それに預かれる人はとても稀である。私も含め、多くの人にとって、それは関係ない。それじゃあ、なぜ、書き、投稿するかといえば、小説が好きだからである。
他面、お金を稼ぐという面では、小説はオワコンである。you tubeのゲームの攻略サイトをよく見るが、彼らの方が、書籍化作家より稼ぐことは稀ではない。それでも、私自身、書籍化作家を羨ましいとは想う。
私が大好きな栗本薫のグイン・サーガはある時点で2600万部売り上げたとの記憶がある。まさに、小説にとって良き時代であろう。
スマホ・ゲームには課金すれど、カクヨムさんには課金していない私である。ほぼほぼ、書いている人は課金していないだろう。そこが問題?
青切氏の提言は切なるものである。書いている人の多くの意を代弁していると言って良い。でも、この温度差は埋まらないのかもしれないね。残念ながら。
できれば、多くの方に読んでいただきたいと思います。カクヨム運営さんも含めて。星爆の問題を、解決するために。
ここからは、私の考えを書かせていただきます。カクヨムには、二つの大きなお祭りがあると思います。一つは、カクヨムコン。もう一つは今、行われているKACです。
お祭りと言いながらもカクヨムコンは、書籍化を目指す作家さんは必死です。なのに星爆をして自分の作品の星を増やそうとする人は、セコく悪質です。カクヨム運営さんには、ぜひ厳しく対応していただきたいと思います。
でもKACは、本当のお祭りだと思います。いくら自分の作品の星が増えても、書籍化などのメリットが無いので。ただただ、『たくさん書いて、たくさん読もう』というお祭りだと思います。そして読むのが早いだけの人のアカウントが削除されるのも、KACの時期に多いと思います。
なのでカクヨム運営さんにはKACの時期だけは、星爆をしている人を見過ごすことになっても、ただ読むのが早い人を護るためにアカウント削除の基準を緩めて欲しいと思います。KACをカクヨム誕生を祝う、本当のお祭りにするために。