第9話 蛮族との戦闘
GM:狩人から教えて貰った遺跡を探して森へやってきた君達は足跡判定して貰おうか。
レンジャー、スカウト技能を持つライデン、プロスティ、アルテが判定を行う。
アルテ:あ、六ゾロ!
GM:自動成功だね。ライデンとプロスティはおそらく足跡と思われるものを、アルテは自信をもって人間とは違う二足歩行の複数の足跡を見つける。3、3の合計6体の足跡で、遺跡に向かっている。
※六ゾロ=六面体ダイスの出目が二つとも6の名称。自動成功として扱う。
アルテ:「みんなー、6体の人型生物が遺跡に向かって歩いているよー!」
ライデン:「おいは辛うじて足跡がわかるくらいでゴワス。アルテどんは凄いでゴワスな」
アルテ「えへへー、もっと誉めて!」
プロスティ:マスター、その足跡の主は追いかけて追い付けますか?
GM:うん、今ならすぐに追い付けるし、先制判定に+2のボーナスもつく。
※先制判定=戦闘でどちらが先手を取るかの判定。
ルーナ:アルテでかした!
メリナ:行方不明の少年の為にも急ぎましょう。
GM:ほい、君達が足跡を追いかけるとゴブリンが3、フッドが3の計六体の蛮族を見つける。おそらく蛮族達の巡回兵とおもわれる。
攻撃を仕掛けるなら先制判定を。
アルテ:えーっと、達成値16!
GM:ゴブリンの先制値は11なので君達が先だね。おっと、戦闘前に宣言しておく特技とかある?
メリナ:私がかばうをアルテさんに。
アルテ:メリちゃんありがとー!
ライデン:俺は服を脱いでまわし姿になります。
プロスティ:戦闘では脱ぐんだ。
GM:他にいない? アルテさんはディフェンススタイル使わなくて大丈夫?
アルテ::自動失敗以外当たらないので大丈夫でーす!
GM:おけ、では簡易戦闘ルールで戦闘開始です。
ルーナ:乱戦ではない今のうちにエネルギーボルトをゴブリンAに……出目が悪い、達成値11。
GM:抵抗失敗、弱点なのでダメージ+2忘れずに。
ルーナ:ゴブリンAに12点。
GM:ゴブリンAは瀕死だ。
アルテ:じゃあ、今度は私がいきまーす。達成値12!
GM:それも命中、ダメージどうぞ。
アルテ:あ、6ゾロのクリティカル。だけどダメージは9点。
GM:それでゴブリンAは死んだよ。
アルテ「ゴブリン討ち取ったり!」
ライデン:じゃあ、次は俺が予備でマッスルベアーして、「どすこい! どすこい! どすこーい!!」と言ってゴブリンBに張り手。9、自動失敗、11。
GM:最後の一発しか当たってない。
ライデン:お、出目11でクリティカル、もう一回11で、最後は10で、合計24点。
アルテ:すごーい!
GM:ライデンの張り手でゴブリンの頭部はお見せできないような形になって死んだよ。
ライデン:「ごっつぁんです!」
プロスティ:このままゴブリン倒すか、空を飛んでキャッツアイしてCに全力攻撃。達成値15。
GM:命中だ。
プロスティ:ダメージ19点。
GM:ゴブリンのHP16、防護2だけと生きてねーよ。
メリナ:私はフッドに攻撃します「蛮族よ、滅せよ!」と言って達成値は8と4で12です。
GM:ダガーフッドの回避は8だから当たり。
メリナ:ダメージはええっと………6点です。
GM:まだ生きてるね。では、こちらの出番。フッドAが(サイコロ降って対象設定)アルテに攻撃。錆びの浮いたダガーで攻撃してくる。目標値は10。
アルテ:自動失敗ではないので当たりません「へへーん、僕はこっちだよー!」とちょこまか動きます。
GM:Bはライデンを攻撃。
ライデン:11で回避。
ルーナ:出目は5と悪いけど、素の能力値とポイントガードの回避+1がでかいな。
GM:Cはメリナを攻撃。
メリナ:達成値6で命中です。
GM:こっちも出目悪いな、ダメージ6点。
メリナ:あ、防御で弾きました。
アルテ:おー!
GM:では第二ラウンド、そちらからどうぞ。
ルーナ:私は一番最後に動くね。
メリナ:私がもう一度フッドのAを殴ります。達成値10です。
GM:それは命中。
メリナ:ダメージは9点です
GM:それでAは死んだよ。
プロスティ:じゃあ飛行継続でBに全力攻撃、達成値11のダメージも11。ダメージ10、
GM:ギリギリ生きてる。
アルテ:じゃあBに攻撃しまーす。達成値17の、クリティカルのクリティカル、あ、止まった。ダメージ8点です。
GM:残りHP1だったから死んだ。
アルテ「いぇーい!!」
ライデン:おいどんはフッドのCに三連張り手。11、9、11で全部命中、ダメージは10、12、10でゴワス。
GM:両手利きグラップラーの怖さはこれなんだよな………死んでるよ、戦闘終了です。戦利品判定しようか。
全員が振って、ゴブリンの武器(30G)×2、意匠を凝らした武器(150G)、汚いフード(20G)×2と、自動取得の粗末な武器(10G)×6手に入る。
GM:巡回の蛮族を倒した君達は足跡を辿って、村長達が言っていた遺跡を見つける。
遺跡は魔動機文明時代の倉庫だね。外壁で囲まれており、正面の門は朽ち果てて崩れ落ちている。
門の枠の向こうには建物があって、君達が聞き耳するまでもなく中で宴会でもしてるのか、騒いでるのが聞こえる。見張りはみた限りいないね。
アルテ:マスター、外壁ぐるりと見回って裏口がないか調べたいです。
GM:外壁なら忍び足判定しなくても気づかれることなく見回れるよ。
ライデン:なら俺らもいくか。
プロスティ:だな。
一行は外壁をぐるりと回ると、正面玄関とは反対側に壁が崩れてできた抜け道を見つける。
GM:ここから奇襲すれば不意を突いたで先制判定に+2つくよ。
アルテ:じゃあ奇襲します。
GM:その前に宣言やバフは?
メリナ:一応アルテをかばう対象にします
ライデン:マッスルベアー使います
プロスティ:キャッツアイ使って飛んで奇襲します。
アルテ:うーん、ディフェンススタイルは敵の情報みてからにします。
ルーナ:私はなにもないわ。
GM:うい、じゃあアルテさんは先制判定を。
アルテ:はーい、達成値16です!
GM:蛮族達は一律11だから、君達が先行だね。
中にいる蛮族は全部で五体。うち三体はゴブリンだ。残りは魔物判定して貰おうか。
ルーナ:えーっと、達成値14。
GM:片方は魔法を使うグレムリン、風属性に弱い。
ルーナ:持ってない。
GM:もう片方はボルグ、弱点看破したので物理ダメージ+2だ。あと剣の欠片で強化されてる。
プロスティ:グレムリンは魔法使うし、ボルグはダメージダイスで出目10出ると追加ダメージくるから。
GM:取りあえずそちらから行動どうぞ。
ここでプレイヤー達は誰がどれを狙うか、どうするか相談する。
ルーナ:先ずはグレムリンにエネルギーボルト! 達成値14! ダメージはクリティカルして14点!
GM:ちょうど0になって死んだよ。
ルーナ:よしっ!
アルテ:ディフェンススタイル使いながらゴブリンAに攻撃、達成値は9で外れたー!
ライデン:命中ー4はいたいな。
プロスティ:ボルグに全力攻撃、1足りない!
ライデン:ボルグに突っ張り3発! 外れ当たり外れ、ダメージは15点!
GM:まだ生きてるね。
メリナ:私はこのエリアを中心にフィールドプロテクションします。「イーヴよ、その盾のご加護を!」 判定には成功しました。
※フィールドプロテクション=範囲内にバリアをはってダメージ軽減。
GM:こちらの手番だね、ゴブリンAとBがアルテに目標値10で攻撃、ボルグは殴ってきたライデンに目標値11で。
アルテ:「何処みてるだよ、僕はこっちだよー!」と言って両方回避。
GM:自分でアドバイスしといてなんだが、回避値高いな。
ライデン:自動成功で回避でゴワス。
GM:せめて一太刀浴びせてえ。はい、第二ラウンド。
ルーナ:ゴブリンAにエネルギーボルト、ダメージが12点。
GMかなりいたい。
アルテ:ディフェンススタンス解除してゴブリンAに攻撃します。ダメージはクリティカルして8点!
GM:ゴブリンAは死んだよ。
アルテ:やったー!
プロスティ:もう一回全力攻撃をボルグに、達成値15で命中! 弱点分入れて20点じゃ!
GM:かなりいたいけどまだ生きてる。
ライデン:今回も突っ張り三回「どすこい!」2回命中して、だーっ! 自動失敗だけどここで運命反転使います! 25点が2回!!
GM:二回目の攻撃で六ゾロ出すなよ! オーバーキルだよ!!
ライデン「やつを倒すにはまだ足りないでゴワス」と言って拳を握ります。
GM:リーダーであるボルグが倒されたことで、残りのゴブリンB、Cは戦意喪失して降参すると言ってきますがどうしますか?
アルテ:うーん、こういう時どうしたらいいのかな?
ルーナ:マスター、このパーティー蛮族語わからない。
GM:じゃあ、ゴブリン達は武器を捨てて両手をあげて何か喚いてます。
プロスティ:殺します。
ライデン:世界観的に見逃す理由もないしね。
GM:ゴブリンB、Cは絶望した顔を見せて死にました。それでは戦利品判定、自動取得の戦利品とボルグからは剣の欠片が五個手に入る。
一同は戦利品判定をしてゴブリンから武器(30G)×2、ボルグから意匠を凝らした武器(150G)を手に入れる。
続く
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