『ココロカウンセラーのヒニヨルさん💕』

夢月みつき

第1話「魔女のカウンセラー・ヒニヨルさん」

「ココロカウンセラーのヒニヨルさん」表紙

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 私は、魔女のヒニヨル。リスの妖精と人間のハーフの十六歳。ココロのカウンセラーもしているの。

 今日も、大好物の鶏のからあげを頬張りながらクライエントを待ってる。


「からあげ美味しい~。そろそろ、予約の時間ね」


 私が、カウンセリングルームで待っているとドアが開いて、猫のケットシーのネコ?さんが部屋に入ってきました。



 ネコ?さんは、人間の成人サイズの大きな猫妖精で、猫達の王様なの。

 私とネコ?さんは、「からあげ大好きクラブ」の会員でお友達なんだよ!


「ヒニヨルさん、今日もからあげ食べていますね。私にもくださいよ」

「ネコ?さん一緒に食べながら、お話伺いますよ。今日はどうしたの?」



 すると、ネコ?さんは渋い表情で私にこう言ったの。

「ヒニヨルさん、私ね。今、ケットシー王国の国民の生の声を聞いているのですが。それが、なかなか、解決出来なくて……王としてどうすれば、良いのか」



「う~ん……王様も大変なのね。ストレスも溜まってるみたい」

「そうだわ!私が、空の散歩に連れてってあげる」


 私とネコ?さんは、スカイドラゴンのみつきの背に乗り、大空へと飛び立った。

 爽やかな風を受け、私とネコ?さんは眼下に広がる城下町や景色を楽しむ。


「わあ~、気もちいいですねえ」

「でしょ?今日は、二人だから箒じゃないわよ」



「ネコ?さん…私は、王様の大変さと気持ちは分からないけど、友達である貴方の気持ちは、少しでも、分かりたいと思ってるんだ。だから、辛くなったらいつでも、私の所で吐き出してね。また、こうやって。愛竜のみつきの背に乗って一緒に飛ぼう!きっと、いい解決方法がみつかるから!」



「ありがとう!ヒニヨルさん。あとで、とびきり美味しいからあげをごちそうしますよ」

 ネコ?さんは、吹っ切れたような笑顔を私に向けてくれた。



 -終わり-


 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 タグの友情出演は、私でした!

 ヒニヨルさん、ファンタジー出演いかがでしたか?



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