見つけた

何処に行ったんだ、爺ちゃん。行方不明になって、かなり時間が経つ。家族総動員で行きそうなところを隅々探した、なのに見つからない……もう、警察に頼るしかないのか。そう思って、部屋着から着替えようと、自室のクローゼットを開けた。


爺ちゃんが僕の衣服に包まれて、幸せそうに眠っていた。

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