星の花
赤いお花のその次に
違う色したお花がほしい
伝えたわたしに君が言う
これはいかがと
君が取り出す
星の形のきれいなお花
青と紫きれいな色と
わたしを見つめる君の目が
わたしが白くなくたって
わたしはわたしというようで
わたしはあわててお礼を言って
お代をはらって触れた指
も一度かすかに触れる指
肌が触れあうよりもなお
どきりとするのはなぜなのか
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