第0話 比賀肇元
*これは一応ラブコメですその体でお楽しみください
「・・・・・・・・・・」
暫く天井を見つめた後、夢の感触を引きずりながら布団からのろのろ出て
冷蔵庫へと壁にぶつかりながら歩いた。
カーテンの隙間から漏れる朝日が鬱陶しい。
冷蔵庫を勢いよく開け、ヨーグルトの中に砂糖をぶっこみ
スプーンで三口ほど胃袋に落とし、手早く脳の起動を済ませた。
最悪の夢だった、疲れが取れた気がしない
明日はもっと早く仕事を済ませ寝ようと思い
さっさと今日入学する高校の準備を始めようと
寝巻を洗濯機に入れ、血がこびりついていない新品の制服に着替えようとした時
備え付けのテレビが一人出にしゃべりだした
そういえば昨日目覚まし代わりにセットしたっけ、とぼんやり思い出し。
脳内の情報を精査し直していると
制服のボタンを閉める俺の手と
焦点が一つのニューステロップに止まった。
そのテロップには近所の土手に変死体が投棄されているというものだった
うむ成果がこうやって目に見えるのはとてもモチベーションのつながるな
俺は早急に支度を済ませその類のネット記事を
バスの中で読みつつ報酬で何を買おうか思案しながら
昨日落札した
いつの間にかにやけ笑いを浮かべていた。
俺はそのあと学校がある3つほど先の駅で我に返り
全速力でバスで来た道を逆走し慌ただしく通学路を突っ走った。
読んでいただきありがとうございます。
殺人鬼の屍に咲く黒百合 門星空作666 @kannkakunotinnmi
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