ご報告兼コラボ兼相談回4

『こいつフルキットRe-45持ってる』

『四季統使う?』

「いやいらない。俺にはピーキーがいる」

『それ上手く使えたっけ?』

「いやまったく」

『なぜ今使う!?』

「こういう時こそ練習のしがいがあるってやつよ。本音はディスラプターがあったからだけどね」


【これって終われません企画だよね?】

【本人たちの口振り的にそうだと思う】

【足引っ張りすぎて捥げるレベルだな】

【↑足捥げたら終わりやん】


「ディスラプターだけじゃなくさっき金ボルト拾ってるからそれなりに強いはずだから頑張るわ」

『また今度∞組み手する?』

『知り合い全員呼ぶか』

「遠慮しときます。疲労で丸一日くらい寝込みそう」

『え?神は死なないんだから大体20人くらいいれば1週間以上余裕で連戦できるでしょ?』

「風呂に入らせてくれないかな?」

『頼むのはそれなのか?』

「あと他のゲームもやりたい。主にレトロゲー」


【レトロゲーてどれくらい前の?】

【何の機種か言ってね】

【個人的にはWiiやってほしい】

【やっぱり3Dsでしょ】


「もちろん3Ds。その中でも某妖怪の時計なのがおすすめ」

『…そろそろオンライン無くなるね』

『「うわああああああああああああああああああああああああ!」』


【うっ】

【なんてことを言うんだ!】

【まだ終わっちゃいねぇ!】

【俺たちの青春はまだ終わらねぇよ!】

【なんか流れ弾喰らってる人いるぞ】


『現実見ようよ』

「その一言が僕たちを苦しめた」

『君ホントにこの前まで中学生だったの?』

「当たり前でしてよ」

『なのに3Dsなんだ』

「ちなみにまた今度データ回収に実家に帰ろうかと」

『ちなみに親ってどういう人だったの?』


【気になるけど個人情報】

【いいなら教えてクレメンス】

【過去の詳細キボンヌ】

【ジェネレーションギャップの波がネットにも】


「……そうだねぇ。母親は基本優しいけどゲームの事に関しては口うるさいと感じたかな。俺は本音言うと一日に5時間でも6時間でもできるけど親はそれをやめさせてた。ゲーム機にも制限時間設定するくらいには。スマホももらえなかったね。

姉二人いたけど次女の方はかなり理不尽だったよ。笑いながら軽く殴ってきたりもあったねぇ。長女?う~ん利害が一致すると楽しくなる悪友的な?

父親は…ちょっと怖い雰囲気はあるけどユニークでやばい人。俺のゲーム好きはあの人の遺伝かな」

『結構教えてくれるね』

『一日5~6時間平気ってほんとに中学生?勉強は?』

「ベンキョウ?ナニソレオイシイノ?」

『あ、ダメだこりゃ』

『お前青春って知ってるか?』

「そりゃ友達とワイワイすることだろ?常識やん」

『恋愛って知ってるか?』

「私の恋愛感情はゲームにのみむきます。なんなら好きだなって思える人は友達ぐらいだよ。言ってしまえば俺は恋愛感情を知らないからねぇ」

『なんだってぇ?!』

『なにニトロはいるの?好きな人』

『いたら燃え上がるんだけど』

「もしかして…浮kいや、まず恋人居ないからなんだ?」


【不倫か?!】

【火を起こすための薪がもらえるってマジ!?】

【ニトロ囲んでキャンプファイアーだ!】

【まだ燃やすなよ薪が足りない】


「そうそうもっと事実が確定して…いやそう言われてもおかしくないような状況を作らないと」

『悪だくみしないで?』

『そうだぞ。俺も混ぜろ』

『あっれぇ?ここに僕の味方はいないの?』

「?何を言ってるの?ここには利害が一致しないと足を引っ張りあうライバルが2名だよ」

『ダメだこりゃ』

『俺は楽しければいいかな』

「それで耐久作業配信に俺を誘わないでね」

『え?なんで?疲れはするけど死なないんでしょ?一緒に頑張ろうよ』

『ほおら四季統くん遠慮しなくていいんだよ』

「その場合ニトロさんに連れてくね」

『待ってる』

『やっぱやめとく!』


【視聴者参加型でぜひ!】

【全裸待機しとく】

【↑やめろ変態】


「全裸待機はちょっと」

『うん、気持ち悪い』

『やりたくなくなる』


【んな殺生な!?】

【↑当たり前】

【そこはパンイチ待機だろ!】


「…暇なのかな」

『今何時だと思ってる?』

「でも2人ともいるじゃん」

『今日は講義ない』

『同じく』

「仲いんですねぇ」

『それほどでも』

『「キッショ」』


【カカムと四季統息ぴったりだなw】

【裏でチャットしてるわけでもないのにここまで息ぴったりなのは草】

【もっと言ってハァハァ】

【↑失せろ変態】

【↑やめろその言葉は奴にとっては至福だぞ!】


周りを確認しても敵影は見えない。どこかから銃声も聞こえない。うん、平和だね。


「平和って素晴らしいね」

『銃を背中に下げた傭兵が何言ってるよ』

『記憶喪失にでもなったのかな?』

「あ、あそこに原住民が!ちょっとマシンガントークしに行こうよ!」

『それ物理的なマシンガントークじゃね?』


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