15首目 短歌

短歌とは


小さな川だ


今これを


読んでくれてる


あなたが海だ


〔解説〕

短歌で書いた

ミニ短歌論。


短歌という

小さな川が流れている。

その川は

今この短歌を読んでくれている

あなたという海へ向かって

注ぎ込んでゆくのだ。

そんなイメージを

短歌で表現してみました。


おそらく

短歌に限らず

あらゆる現象は

それを感受する側の海へ

流れてゆく川みたいなものと

言えるのかもしれません。





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春の嵐 短歌15首 滝口アルファ @971475

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