会いに

つかさ

第1話

詩 会いに


あるような気がした

よく見るとないような気もした

考えてもキリがないから 車窓に目を移した

季節は移ろいで 光が乱反射した

瞳から溢れるから

新しいサンダルに視線を落とした


なんでもないように歩いた

ふと隣を見ると 君の額の汗が光った

眩しそうに目を細めるから

この季節も悪くないと思った



重なる影が大きく見えた 見えただけか

信じることは こわいのだろうか

困ったように笑うから

僕もつられて笑ったんだ



理解したい が心に水を注いだ

間のずれが 心地良く感じられたら幸せか

もし影が無くなったら 

僕は君の手を取れるだろうか

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会いに つかさ @tsuki_

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