歌詞2024/03/03

歌詞2024/03/03


とてつもなく酷い悲しみに

加える調味料はなくて

それでも失敗はしたくないから

甘い砂糖をいれたいんだ

苦手なバスに乗った時は

ギュウギュウ詰めで苦しかった

それでも優しさを忘れたくないから

おばあちゃんに席をどうぞ


怒られるって身構えて震えている手を爪でギュッて耐えて

くちびるが切れて感覚が無くなるまでギュッて耐えた


生きづらさってなんなんだろうな

あの子もあの人も生きづらそうだけど

そうだ、私だけだなんてさ

とても思えなくて

つらいことってこう何度もあるけれど

今、今、今だけはベッドで

安心したいだけなのに

涙が溢れてくるよ


知らないこと、ばかりの世の中が

いっそ僕をナイフで刺してきて

消えてしまえばよかったのに


もしもあの時にあのまま死ねていたら良かったって何度も思った

今生きているのは死ぬことを諦めて生きようと思ったから


生きづらさってなんなんだろうか

あの子もあの人もその他大勢の人が

優しくなれないのはなぜだろうか

つらいことしかない世の中だけど

世の中のせいにしたくないよ

こんなだから人に嫌われるのかな


嘘をついて、まともなフリをして

バカになって、ゲラゲラ笑っていて

泣いて、怒って、悔しくて……

それでも生きなくちゃ……


生きづらさってみんなあるんだと

思ったらなんだそんなもんかって

嘘をついてまともなフリをして

バカになってゲラゲラ笑ったりするのも

泣いて怒って悔しいのも全部

加えて料理にするんだ

自分だけの栄養になればいいな

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