第6説 力量が無いことに気づいた

小説を書けないと悶々と、こぼしてきている訳だが、こうやってカクヨムにアクセスする内に、カクヨムに出された「お題」に多くの人が挑戦して投稿していることに気づいた。

私も書きたくなった(《他人の慾望を慾望》した訳だ)。

「800文字」以上というもので、まず「箱」。そして、「ささくれ」「はなさないで」と続けて現在のところ三作品投稿している。

この文書を読んでいる人の中には、三作品を読んでくださった人もいるかも知れない。有難うございます。

どのようにお感じいただいただろうか。フツーにたのしめましたよ、という人もいるかも知れない。

……つまり、こうやって書いてしまうくらいには私は或る意味、ちょっとの自信が何処かであるのである。それには、自分で気づいている。これがまた変なプライドに繋がっている気がする……。

私は、自分には力量が無いのではないかと思った。「お題」で書いてみると、皆さんがどう書いているか気になって、スゴい作品に出会って、自分には力量が無いのではと思った。

いま感じているのは、才能というより力量。

才能があると思わせる人の書いたものには、短いものでも、力量をも感じさせるのである。自分で書いていて意味が分からない、力量。でも、この力量がなければ「800文字」は形にできても、長篇小説は難しい気がしてくるのだ。

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