バレンタインチョコは君がおおせのままに

菜乃ひめ可

バレンタインデー前日から始まる物語


「そのチョコ下さい!!」


 小鳥のように美しく高い声に、彼は振り返った。


 籠宮かごみやしゅう、とても用心深い性格の高校二年生。しかしあの日に限っては何故か? 全くを疑わなかった。そのせいで、がっかりな出来事にあってしまう。



――あれは一年前、二月十三日の朝。



「今日、土曜日かぁ」


 時刻は午前七時過ぎ。早朝練習をしている部活も少なく、まぁまぁいつもよりは穏やかな朝だった。静かな校舎へ入り、靴を履き替える。歩く廊下に響くのは自分の足音だけだ。今日は一段と寒く、外は雪でも降りそうな感じだった。


「うっひゃ、さぶ!」

(廊下にも、エアコン付けばいいのにな)


 そんな事を考えながら、柊は少しでも身体を温めようと階段を二段飛びで走って上る。しかし、寒さには勝てず足は凍えそうだ。踏み外さないか不安を覚え結局、教室のある三階まで二段飛びはもたなかった。


 ガラガラガラ~……。


「やっと着いたぁー、さっぶいよー!」


 教室のドアを開けるとすぐに、エアコンの暖房ボタンを押し「スイッチオンッ」と、呟いた。いつも教室には誰よりも一番乗り! をモットーに、毎朝早く登校。別に、特別な意味はない。単に入学時、なんか三年間でくだらない事でもやろうかと考え付いたのが、この『早朝一番乗り!』だった。


 窓際の後ろから二番目、ここが柊の席だ。一年間は同じ席と決まっているので、四季折々。色んな景色が見られ、この席がとても気に入っていた。


 ギー、カタンッ。


「よっしゃ~! 今日もいっちばーん」


 椅子に座り、鞄を机に置く。その上に顎を乗せ、くた~っと、だらしなく身体の力を抜き、目を瞑った。


 そして、五分程の心地良い沈黙の時間の後、やっと顔を上げる。


「これなら、一年目は皆勤賞だな!」と、自己目標の達成間近な事を、学校の鞄を開けながら、一人で楽しんでいた。持ってきた教科書や文房具などをしまうため、机の引き出しを勢いよく開ける。


 すると……。


「ん? ――うおぉっ!!」


(な、なんと、チョコレートと思われるものがぁ!?)


 引き出しには、恐らく、バレンタインチョコであろう正方形の箱が入っている。その箱は、可愛らしいピンク色の包装紙で丁寧に包まれ、金色のリボンがキラキラと輝いていた。


(うはぁ……!)

 その箱が眩しく感じて、目を細める。


「チョコ? だよな。いやぁ、高校入って初めてもらったわ~」


 もらうのなんて、何年振りか? そのチョコを手に取った瞬間、こんなに嬉しいものだったかなと柊はニヤニヤ。すっかりバレンタインの魔法にかかってしまい、舞い上がった。


(誰からかは書いていない。けど、ありがたいですなぁ~)


 ふと、ある考えが頭をぎる。


「一個くらい、食べてもいいよね?」

 嬉しさのあまり、箱の中身を見たくなったのだ。


(うむ。一個であれば良かろう)

 そう食べて良いと心の中で、自分に許可を出す。


「おっ、そうだ♪」


 教室内の温度が上がるまで、まだしばらくかかる。

 柊は寒い身体を温めるため、チョコレートにも合うブラックコーヒーを買いに、同じ階にある自動販売機へ向かった。


「――♪」


 すると突然、少し遠くから誰かの声がした。


「あ、あの! そのチョコ下さい!!」


 その小鳥のような美しく高い声に柊は振り返り、横目で誰なのかを確認した。


(あっ花咲はなさきさんだ。こんな朝早くに、どうしたんだろう?)


 声の正体は、二つ隣のクラスにいる、花咲りら。

 可愛くて優しいと評判で、男女問わず学年みんなから慕われている人気者だ。


「ごめん、お願い!! そのチョコ私に下さいッ」


――え……。

(もしかして、話しかけられてるのって……)


 キョロキョロ、キョロキョロと辺りを見回したが、自分の周りに人のいる気配がしない。と、いう事は?


「エッ? ぼ、僕に言ってる!?」


 コクッ、コクッ!!


 りらは「うん、うん」と言わんばかりに、思いっきり首を縦に振っていた。


 この突然の出来事に、柊は言葉を失った。


(あげてもいいが……いや駄目だろう。くれた人の気持ちがあるってもんだ)


 そう思い直すと、彼は彼女に訳を聞く。


「えっと、何で?」


「そ、それは」

 りらは真っ赤な顔をして、恥ずかしそうに訳を言った。


「そのチョコ、間違えたの……」


「んーっ、えー……」

(間違えたとは?)


「あ、あの。あのね!」


――この時、僕は全てを悟ったのだった。


(そっか、そうだよな。僕にチョコをくれる人なんて、いるはずなかろうが)


 解っていた……解っていたけれど! と、柊は少しの間だけでも夢が見れたことを彼女に感謝しつつ、チョコを丁寧に返す。


「はい、これ。大切でしょ? 渡す相手を、間違えちゃいけないよ」


「あっ、あの――」


「それに、こういう時は“チョコ下さい”じゃなくて“チョコ返して”だと思うぞ」


「え、いや、そうじゃなくって」


 彼女が懸命に気を遣って弁解する姿を見ていると、余計に惨めな気分になっていく気がした柊は、りらがこれ以上話を続けなくても良いように言葉を遮り、切り上げさせた。


「だ~いじょうぶ、大丈夫!! 僕、全然気にしてないし、怒ってないから。それに誰にも言わないから。ねっ? 心配しないで」


 あげるはずじゃなかった人の机に、間違ってチョコを入れてしまっただなんて、年頃の女の子には非常に耐えがたいことであろう。そう考え、安心させる言葉をりらに伝えると「じゃあ、急いでるから」そう言って、柊はそそくさと立ち去り、教室へ戻った。


『――――!!』


(んっ? 何か聞こえたか。いや、気のせい、気のせい)



「あー……どうしよう」


 柊が言った「心配しないで」は、相手にとって逆効果だったのか?

 真面目な性格のりらはますます心配で気になり始め、きちんと謝れなかったことにとても落ち込む。そして沈んだ気持ちのまま、しばらくその場に立ちすくんでしまったのだった。



「お~い、柊。今日帰りどっか行こうぜ」


 今日は、先生たちの特別会議があるらしく、授業は午前中で終わり。昼食がてら遊びに行こうと、親友の二見谷ふたみや泉海いずみが柊を誘いにきた。


「いいけど、おごらないぞ」


「あは! そんなこと言わないって」


 いつものやり取りをしながら靴箱へ向かう、二人。

 二階から一階につながる階段を下りていると、泉海がふと声色こわいろを変える。


「ていうかさ、何で断ったの?」

 もったいないねぇと言いながら、今日の事を聞いてきた。


「いや~何かさ。もらうだけってのも……だって気持ちには応えられないし」


――そうなのだ。僕は今年珍しいことに、バレンタインにチョコを持った女の子から、声をかけられたのだった。しかも一人ではなく、三人も!


(モテ期、今日が一生分で終わりなんじゃないのか?)


「ヒュ~♪ カッコイイ」

 泉海は真面目に答えた柊を見て、ニヤニヤしながら揶揄からかう。


「なっ! こらっ、笑うな泉海!」


 と、その時。柊は少しだけ、心に思った。

(やっぱりチョコ……もらっときゃ良かった?)


 その時、柊は自分でも不思議に感じていた。もちろん『気持ちに応えられないから』というのは、嘘ではない。いつもなら、チョコをもらえるだけで泣いて喜んでいたことだろう。が、しかし。なぜか今日は、友チョコ、義理チョコ、何チョコだったとしても。


――『受け取ってはいけない』ような気持ちになったんだ。


(そうだ、僕の勘がそう言うんだ。もらってはいけないよってね。だから、これでいいんだ)


――あんなことが、あったからかもな。


 あれから、りらとは何度か廊下で顔を合わせていた、柊。今まで滅多に会うことはなかったのに、こんな日に限って。ばったりと会ってしまうのであった。


 その度に柊は愛想笑いを浮かべながら、話しかけられないように絶妙な距離を保ち、逃げるように小走りで歩く。その都度、りらはずっと何かを言いた気な表情を見せているのに、気付かないふりをして。


(きっと謝りたかったんだろうけど……でも勘弁してね。花咲さん――)


「はぁ……今日は朝から大変だった」

「あん? どうしたんだよ柊。今日ホント、なんかあったのか?」


 珍しく深い溜息をつき恐い表情になっていた、柊。それを見た泉海もまた、珍しく心配して柊の顔色をうかがい「なんかおかしいぞ」と、話しかける。


「え? あー、いやいや! 何でもない、何でもない! ていうかさ、あれ? そういえば泉海お前、可愛い彼女は?」


「今日? あぁ、バイトらしい。でも明日、バレンタイン当日にデートだからな。大丈夫でぇ」


「ふへぇ、はい。それはよぅござんした」


(そう、泉海には同じクラスに、可愛い彼女がいるのだ)

 幸せそうに笑う泉海を羨ましく思う柊の声はまた、溜息混じりだ。


 それから二人はいつものようにくだらない話をして笑いながら、靴を履き替え学校を出て行った。


 その様子を陰からそっと、見つめていたのは――。


「あー……行っちゃったぁ」

 頬をピンク色に染めた、りらだった。


 結局この日、柊に話すことが出来ないまま終わってしまったと、肩を落としながら彼女も学校を出る。


(二見谷君がいたし……話しかけれなかったよぅ)



「今日は、日曜……だよなぁ」


 テレビをつけても、バレンタイン特集。他に楽しい番組も、特にない。


 外を見ると、雪が降り始めていた。

 柊は「あぁ~寒い」と言いながら可愛い愛犬まるるをナデナデ。居間のこたつで一緒にあったかウトウトのんびりな休日を、過ごす。


 すると別の部屋で洗濯物を片付けている、母の美声が聞こえてきた。


「あ~、ごめん柊。朝ポスト見てくるの忘れちゃってたわ。見て来てくれる? あとでご褒美に良いものあげるからぁ~」


「はいよ、お母さまぁ~」

(良いモノ? これは毎年恒例の母チョコでは?)


「うむ、もらえないよりは有難い」


 そう期待に胸を膨らませ呟くと、こたつから一気に飛び出る。

 実はチョコレート大好きな柊は、母が毎年くれる“面白シリーズチョコ”が、意外に楽しみだったりしていた。


「まるる、兄ちゃんは寒さに負けず、ポストへ行ってくるぞ!」


 あぅーおーん♪

(いってらっしゃーい♪)


「ははっ。お前、いってらっしゃいって、言ってるみたいだよな」


 返事をしてくれたまるるに笑いかけながら、玄関へと向かう。


 ガチャリッ――。

「うぉ、さぶ、さ……む……うーッ?」


 柊は玄関を開け心臓が止まる程に驚き、そして自分の目を疑った。


「は、は、花咲さんっ!?」


「あ、あの。おは、ようございます……」

(えっ? なぜ? ここにぃ!?)


 柊は何も言葉が出ずに、頭の中は真っ白だ。そんな無言状態が一分程続いたところでりらは勇気を出し、話を切り出した。


「あの! 昨日のことで、きちんとお話しておきたくて――」


 その言葉で我に返った柊は、心の中で感動する。

(なんて真面目なんだ。そこまで気にしなくても良かったのに)


「そんな。本当に気にしないで、ありがとう」


 そう言うと、柊はポストに入った新聞を取り、そして一応、中も覗き込んで確認した。すると、りらが隣で話を続ける。


「本当に昨日はごめんなさい。あと、これを渡したくて……今日は来ました」


 柊は、ポストからりらの手元へ視線を移した。その小さな手が持っていたのは、これまた可愛らしい綺麗な水色のラッピングがされた袋。


「えぇ! 気を遣って、この寒い中わざわざ? なんか逆に申しわ……」

 そう言いかけた柊の言葉をりらは、すかさず訂正をする。


「ち、違うの! 私ね、昨日……渡すを間違ったんじゃなくて……渡すを間違ったの!!」


「あぁ、そうだったん……って、ぇええ?!」


 またまた驚きで、柊はそれ以上言葉が出てこない。

(信じられないことが、起こっているぞ?)


「本当は恥ずかしいから、直接渡すの無理だって思って机に入れたの。でも……」


 りらは今にも泣き出しそうな顔をしながら「失敗しちゃって、気付いた時にはもう間に合わなくて」と、一生懸命に話を続ける。


「だから、だからね。恥ずかしいけれど、バレンタインに。ちゃんとチョコレートを渡したくて。ここまで、来てしまいました!」


「――ッ!!」

(じゃあ、もしかしてあの時。花咲さんはその誤解を解くために、話をしようとしてたってことか!)


 柊はやっと、りらの本当の気持ちに気が付いた。

 弁明しようと必死になってくれていた、彼女。

 自分が話を切り上げてしまい、さらには逃げていたのだと、今この瞬間に柊は心から反省した。


 互いに無言になり、静かな時間ときが流れる。

 その沈黙を破ったのは、柊だ。


「雪、頭に積もってるよ」


「エッ? あっ、う、うん。なかなかピンポン押す勇気でなくて、しばらく立ってたから……エヘヘ」


「えへへって……」

(僕がもし、ポストを見に出て来なかったら。一体いつまで立っていたのだろう?)


「ありがとう、籠宮君。うっわぁ~傘さしてくればよかったぁ」


 りらの頭には、白いたくさんの雪。柊に言われ自分の髪を触ってやっと状況に気が付いたりらは慌てふためき、真っ赤な顔で雪をパタパタ。


 その素直で真っ直ぐな彼女の姿に、心打たれた柊。男女問わず、みんなから慕われているのも頷けた。そして自分は誠実さに欠けていたなと、改めて思い後悔する。


「あの、花咲さん。昨日はごめん。僕、君の話……聞かなくて。そのせいでこんな寒い中、外に」


「ち、違うよ! こうして手渡しすることが出来て本当、良かったなって思ったの。それにバレンタイン当日で、それに昨日頑張って手作りで……」


 あっ、しまった! という顔になったりらは、両頬に手のひらを当て恥ずかしそうに下を向き、黙りこくる。その可愛らしさに胸がキュッとなった柊は、ほんのり頬を赤らめながら、彼女に聞いた。


「じゃあ、それ。受け取っても?」

「ふあ、あ、ぅぅ……あの、籠宮君!」


 りらはハッとし、真剣な表情になる。

 そして頬を真っ赤にしながら、言った言葉は――。


「私と、お友達になってください!」



 そして、あれから一年後の今日。


 二月十四日、バレンタインデー当日の朝。


「よぉ、花咲~おっはよ! 今年はチョコ入れる机、間違えんなよ」


 あれから柊たちは、泉海とその彼女。

 他にも数人の友人とで遊びに行ったり勉強会を開いたりと、一年の間で二人はずいぶん仲良くなっていた。


「机を間違ったんじゃなくって、渡すチョコレートを間違えたの!」


――もう、絶対に間違えないもん。


「あぁ、そうだった~、これは失礼しました」


 揶揄い口調でそう言いながら柊は、自分の後ろを歩くりらの方をふと振り返る。するとまるで一年前に会った雪の日――あのバレンタインデーを思い出すように、頬をピンク色に染めた彼女が、そこには立っていた。


 そして――りらから伝えられた、言葉。


「柊君……あの、これからも! よろしくお願いします」


 今年は間違いな~いと笑い、チョコレートをもらう柊。


「おぉ~、チョコやったー!」


「去年の失敗があったから……ふぅ! 喜んでもらえて、ホッとしたぁ」


 そう安堵しているりらの頬はさらに濃いピンクに染まり、恥ずかしそうにはにかんでいる。


「えーっと、なぁ……今、一個ぐらいなら食べてもいいか?」


 そう聞きながらチョコレート大好きな柊は、りらの返事を聞く前に可愛い水色のリボンをシュルシュルと、ほどいていた。そして、大切そうに箱を開け始める。


「えっ!? あぁ! ま、待っ――」

 りらは慌てふためきながら、止めようとする。


 ――が、しかし。


 時すでに遅し。柊の手にある箱の中で、自分が手作りして綺麗に並べたトリュフチョコと、何かキラキラ輝いている紙が見えた。


「あ……れ? 花咲、これって」

 こっそりと入れておいた“メッセージカード”を、柊が見て驚いている。


「だから、待ってって。言ったのに」


 顔を手で隠したりらは「目の前で見られたらめっちゃ恥ずかしいから」と言いながら、柊に背を向ける。


 メッセージカードに書いていた、その言葉は――。


『大好きです。付き合って下さい』


 柊は、驚きと喜びで全身が熱く、舞い上がり動揺していた。

 それから経験したことのない溢れんばかりの高揚感が、心の中を駆け巡っていく。今にも飛び上がりたい気持ちを必死で抑えつつ、もらった甘いトリュフチョコを一つ口に入れると、食べながら心を落ち着かせていた。


「……柊、くん?」

 黙ってしまったその柊の様子を心配そうに、潤んだ瞳で見つめるりら。


「あぁ、うん」

――もちろん、答えは決まってる。


「先に言われちゃった~ってな。でも、僕からも言っていい?」


「ふぇっ!?」


 りらは驚いた表情で、柊を見つめる。

 そして、その綺麗に潤んだ瞳に告げられた、言葉は――。


「花咲りらさん、好きです。僕と、付き合って下さい」


「え! ハッ……は……ィ」


 りらは恥ずかしそうに呟き、そして小さく頷いた。



 あの日もし僕が、他の人からチョコを受け取っていたら?


 今こうして、りらと一緒にはいなかったかもしれない。


「えっ? 結局なぜ他の子からチョコを受け取らなかったのかって?」



――『……もらわないで!!』


 教室に戻る時、僕にはこんな空耳が聞こえていたんだ。

 自分の心の声か? と、思うくらい頭に残っていたので、気にはなっていたかな。でもそれが原因で、とは言い切れないけれど。


 用心深い僕はその“心の声”を信じて、受け取りを拒否し続けたのだ。


「今思えば、心の奥では分かっていたんだと思う」


 あの空耳。

 本当はりらの声だと分かっていて、そう信じたかったんだということを。


――『チョコ、もらわないで!!』


 すごい台詞だよね?


 でも僕は、その小鳥のように美しく高い声に、まんまと心を奪われて。


 そして、いつの間にか。


――“君がおおせのままに”動いて。


 他の人からのバレンタインチョコを、うまく回避していたってことさ。

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