第2話

 僕は、いわゆる殺し屋だ。使っている武器は、定規。


 そう、定規。

 絶対に検問に引っかからない定規。

 それでいて、弾丸とか弾ける有能な定規。


 え?どうやって弾くのか?


 そりゃ、弾丸の方向と力の真逆をぶち当てればいいだけ。


 簡単、簡単。


 それで、安心している人をドンと殺る。

 簡単、簡単。


 え?剣を持ってたら?


 そんなの、定規で剣を打てば相手の剣が刃こぼれしていくよ。

 簡単、簡単。


 え? さっき、刃こぼれしたって言ってたって?

 そう、確かに今刃こぼれしてる。

 ま、5枚ぐらい持ってるんだけどね、定規を。


 まぁ、勿体無いから、刃を変えてるけどね。

 え?そこはメモリっていう?


 ま、いいじゃない。細かいことは。


 じゃあ、仕事に戻るから。


 バンッ


 彼は、銃に撃たれて死んだ。





 あとがき


 相変わらず、ネタ製造機(ランダム)はとんでもないネタを作ります。詳しくは、「〇〇から始まる〇〇」のコレクションをご覧下さい。


 今回は、完全におふざけなので、ここで終わります。


 読んでくださりありがとうございました。

 そして、少しでも面白いと思ってくだされば嬉しいです。

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定規を使い潰した現代ファンタジー 灯火(とうか)@チーム海さん @UMIsandayo

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