PERSONAL ー戦いから一度身を引きましたが可愛い女の子が遭難してきて戦友の遺言にも答えたいのでもう一度頑張ろうと思います 【旧作名 PERSONALー戦いから身を引いた男は戦友の遺言に答えるー】

シャボン

設定資料集 ヘレンの作戦報告書

時系列 設定年表 ①

 この資料を見た全隊員に告ぐ、この資料は諸事情により一部改正が入っている。


 そして、この年表の真偽の模索、改正の原因の模索の一切を禁じる。


 これらのことについて同意できるものにのみこの資料の閲覧が認められる。


〈この資料を閲覧を開始しますか?〉


 〈はい〉←  〈いいえ〉


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 旧西暦 2128年 


 世界中でうつ病による自殺者が増加、世界の8割がうつ病経験者になり国際連合に対応が求められる


 2135年


 鬱病への対処法として心理学者「A」と「B」率いる実験チームが南極に設立される。



 2137年


 うつ病に無暗に抗い精神状態が極端に悪くなると発症する病気「ノセル」の患者世界で初めて日本のお台場で誕生、周囲を襲い被害を出す、患者は現地の警察によって取り押さえられる。


 2140年


 南極の実験チームが3年前のノセル患者を元に実験を繰り返すことにより、人類の1割がノセル患者になる可能性があると判明する。


 2145年


 ノセル患者判定機が完成、これにより将来ノセル患者になる可能性がある者が判定できるようになる。

 1カ月に10件程と街中でノセル患者が周囲を襲う事件が起こるようになる。


 2150年


 判定機により可能性アリと判定が出た者約3000人が治療という目的で南極のエデンという施設で不自由のない生活をする。

 この時点で世界の4割が検査済み。


2151年


実験チームの中心メンバー「A」が浴室で手首を切り自殺、56歳で亡くなる。

実験チームの最終決定権が「B」に移る。


「A」の遺品の中にある検査書によりノセル患者が世界の法則を変える力を持つ可能性があることを「B」が知る。


ノセル患者の現実改変能力を有効活用するための計画「PERSONAL実験 」が開始する。


2153年


「PERSONAL 実験」の進展により、ノセル患者は現実改変能力を自身の愛着のある物に無意識に詰め込むとわかる。

それを「P.S.N.Rパーソナル」と命名。

この能力は本人しか発動できない。


トビン・カルヴァ―トが初めてその能力に目覚める、能力は周囲5mの湿度を10%上げる能力、彼のブルートゥースイヤホンに詰め込まれた。



2154年


「PERSONAL 実験」の進展により、エデンの3000人全員が能力に目覚める、全員の能力はそれほど驚いたものはなく、実験は中断される。


2155年


P.S.N.Rパーソナル」発現者がノセル患者になる可能性が0%になるという結果が出る。

エデンにいた3000人が帰郷する。


2157年

「B」が国連の会議にてノセルは治せる、予防できるというものだと演説する世界のさらなる協力を求める。





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