たまにはおセンチになりたい時があるのよ…

タンティママンです。

んっ?
純文学系を読むのが珍しいって?
アタシだっておセンチになりたい時もあるのよぉ。
いつもエロアホばかりじゃないんだから…

純文学系の小説なんか学生の頃に読んでからだから3年ぶりかしら?(3X10年)
あの頃はお茶の水の古本屋街で、2冊百円のワゴン本を内容確かめずに片っ端から読んでたけど、純文学系は内容が良く分からなくて途中読むのやめたりしてたんだけど、でもこの作品は、読みやすかった。
作者の犀川姐さんが読みやすく描いてくれたのかしら?それともアタシのアタマが良くなった?

アタシの奥ちゃんのお墓も、本作と同じような山麓にあって風景を重ね合わせて読んだ、管理棟からの距離も同じくらいかなぁ…

奥ちゃんは、アタシのオヤジの墓に納骨したんだけど、結婚したばかりの頃にオヤジが
『息子3人目でやっと美人の嫁さん連れてきた!』って喜んでたって、母さんが愚痴ってたから。
オヤジもさぞかし鼻の下伸ばして仲良くしてるでしょうよ…
奥ちゃんも父親がいなかったからホントの父親のように慕ってたからさ…

こんなオネェだかオッサンだか分からない出涸らし人間は、若い娘のように元気に泣けなかったなぁ〜

まぁ、奥ちゃんとの約束だからさ、
アタシは赤い花はまだ先にしとくわ。

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