第7話 食べたのは…

 ちょっと部屋漁るか。ワイたちは好奇心が豊富でひたすら家の中を物色した。 


「んー、あんまりあいものはないですね。」

「金目のものは…っと。」

「まさかのエ◯本あるんだが。」

ないなぁ。ひまだからぼくたちはこれからのことを話した。前世の話でもするか。


「私はマッチを売ってたわ。そこの会社の社長が100個売れないと殺すぞって脅されたのよぉ。」

 あ、やばい。ワイめっちゃ焦ってるわ。なぜならそれ、ワイヤから。悪いな、すまない。でもそれがきっかけでワイら仲良く出来てるんやで!


 コンコン。あれ?もう帰ってきた?10分もたってないのに。ドアが開く。するとさっきのばあさんより老けたのがでてきた。


「あれ?なんかちがうような。」

「そうですね。人生とかですか?」

「老けただけやろ。老化早いんやな笑」

だといいが、絶対違う。いや、さっきの薬◯の幻覚作用がまだ残ってる?うん、そうに違いない。でもおばあさんの様子が変だね。ブルブルと震えて何かよだれを垂らして………


「これ狼じゃね?」

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虹色ずきんちゃん〜マッチを食べる〜 @nyankonabe_2203

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