第13話 ダークエルフ
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今日は頑張って2話更新しようかなできたらしようかな期待しないでください。
そうそうもうすぐ1000pvいくんですよ。やっと!って気持ちとまだそんなかぁって気持ちが入り混じっています。早いほうなんでしょうか遅いほうなんでしょうか。星やおすすめレビューお願いします!!!!!!!!!
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王国の同じ年代が一度に集まる日。そんな日の王都に人が集まらないわけはなく。一瞬先頭を歩くブレイブから目を離した隙に、人混みにもまれ押され、気づけば人一人いない裏路地のようなところに来てしまった。先ほどまでは学園の制服を視界に多く収めていたが、今は学生どころか人がほとんど見当たらない。
薄暗いし狭いが、前世の自分の部屋もこんな感じだったため、さほど怯えはしなかった。
しかし問題はサラに道案内を一任していたため、学園への道のりが全くわからないのだ。さてどうしようか、、、そんなことを考えていると、どこからか女性の叫び声が聞こえた。最近多いなぁ、こんな声聞くの。
興味本位で探してみたら、案外簡単に音の出所に辿り着いた。
するとそこには、同じ学園の制服を着た女の子がわかりやすく三人の暴漢に襲われていた。
よし。逃げよう。助けたらフラグが立つかも知れないが、今の俺はあんなヤカラみたいなのをKOする力を持っていない。現実は漫画のように甘くないのだ。
逃げよう。再度そう決めた時に、女の子の鋭く尖った耳が目に入った。
エルフか!いや、肌が少し茶色いから、正確にはダークエルフか。
俺はこの世界に来てみる初めての異種族から目を離すことができなかった。 白銀色の、腰に届くほど見事なポニーテールに結んだ髪、ダークエルフ特有の肌感。100人いたら100人が美しいと思える、見たこともないレベルの美貌。全てが俺にとってどんぴしゃ好みだったのだ。やっぱ助けよう。なんとかしよう。そう思い行動するまで、わずか0、1秒。
そして俺はスキルを発動する。
「
ただし、地面に向けて。
すると男たちがいる足場が揺れ、あっという間に液体状になった。男たちは咄嗟のことに対応ができず、なすすべなく沈んでいく。俺はその隙に女の子を回収し、スキルの使用を解いた。全力で走ると、いつの間にか人で賑わう大通りにでた。埋められたまま、男たちを置いていったしまったが、、、まぁなんとかなるだろう。ここは王都だしな。
俺は、助けた女の子に話しかける。
「大丈夫?怪我はしてないかい?僕はペイン。君の名うぐっ」
次の瞬間俺の頭は何か強い衝撃を与えられた。、、、ありのまま今起こったことを話すぜ!!俺の頭にキャベツが降ってきた。何を言っているのかわからないだろう。俺もわからない。あたりを見渡してみると、俺の真後ろで、同じ制服を着た人が頭から滑り込んでいた。
「ああぁぁああぁ!!ごめんなさいぃぃぃぃ!!!」
そう言ってその謎の人物は走り去っていった。おそらく彼女が俺の頭にキャベツ?を投げていったんだろう。俺、どこかで恨みをかう事したっけな、、、。
したわ。さっき数人埋めたわ。もう出て来れたんだろうか。 そう思ってあたりを見渡してみても、あんな目立つヤカラはいなかった。すると、俺の目の前の女の子がくすくす笑っている。
「あは、あははは!ごめんなさい、ちょっと面白くて。さっきは助けてくれて、、、ありがとう。ボクの名前はシャルロッテ。シャル、って呼んでくれてもいいよ。正直ボクはまだ杖がないと魔法が使えないから、、、あそこで君がきてくれて、本当に助かったよ。」
そう感謝を告げるシャルロッテに、今の俺の現状を伝えてみる。
「迷子!?どうりで。ボクは用事があってあそこにいただけだから、行き方はわかるよ。でも、多分もう遅刻かなあ〜、今頃偉い学園長の話が始まっているだろうよ。」
それを聞いて焦る俺をみて、彼女はいいことを思いついたと言わんばかりにニンマリと笑みを浮かべる。
「助けてもらったお礼に、いますぐ連れていってあげるよ。だから、ん!」
そう言ってこちらにもたれかかってくる彼女。意図がわからず戸惑っていると、彼女はこういった。
「えーと、あんま自分で言うのは恥ずかしいんだけど、、、お姫様だっこ、して?」
そう言ってもたれかかったまま上目遣いでこちらをみてくる彼女。
俺は恥ずかしがりながら彼女の指示に従い。彼女を持ち上げた。
「おっけ〜。それじゃ、いくよ!『
そう彼女が言うと、俺たちの体が持ち上がり高速で移動し始めた。
おそらく前世でのった車よりも断然速い。しかし周りに防護壁のようなものがあるおかげで風が一切こちらに届かない。
「これが、、、君のスキル、、、?」
そういうと彼女は少し悩んだ後いった。
「んーいや。これはボクの魔法じゃないよ、あー!!!通り過ぎちゃう!解除!」
そう言って彼女は急ブレーキをかけた。勢いそのまま一直線に下降していく俺たち。このままでは、下にある屋根にぶつかってしまう。もちろんこの体は耐えられないだろう。
圧倒的風圧に押しつぶされそうになりながらも、俺はこう叫んだ。
「
叫んだ瞬間屋根がバラバラになる。安心したのも束の間。次はものすごい勢いでこちらに迫る床があった。着地の勢いは殺せそうにない。
うわ終わったか、、、そう思った瞬間、俺とシャルロッテは暖かい手のようなものに包まれ、そのまま優しく地面に降ろされた。
助かった、、、安心した瞬間、周りの学生たちが全員こちらをみていることに気がつく。
その時、壇上の人物がこちらに声をかけた。
「君たちも、学園生のようだね。入学おめでとう。」
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おすすめレビューお願いします!次回、クラス分けです。
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