第50話 公認魔法師認定試験5

第50話 公認魔法師認定試験5


ジュベール(4年前…ライル会長の更新から変わる事の無かった七大特有魔法の更新と…剣聖の再来と思われた。剣の天才)


ジュベール(まるで英雄軍で活躍していた。セザール王のように…)


ジュベール『君たちが戦っている者達は、いわば特性を持たない魔法師達だ』

ジュベール『そして私も持たない...持たないから...持つ者への対抗策を練り上げて来た』

ジュベール『私が君達を試そう...今この場で…』


ジュベール(この者達は、この先も急激に成長を遂げるだろう…)

ジュベール(確かに強力な特性ではあるが…七大特有魔法に登録される特性は、こんなものでは無い)

ジュベール(私からして見れば、パメラさんがこの中で一番異質さが目立つ)


ジュベール(リガロンとルイシスも、倒されたか…済まないまた、無茶をさせてしまった。)

ジュベール(ピオリネスとロルも、他の魔法師を倒しつつこちらに向かって居るだろう…)

ジュベール(これは…)


ジュベール『とっておきをお見せして幕引きと致そう…』

ジュベール『召喚術「上階」ガーディアンレオ』

ジュベール『召喚術「上階」大妖霊セーレス』


ジュベール『済まないね…まだ君達には早い召喚術だ。』

ジュベール『プロテクトシールド』

ジュベールさんは、結界を身に纏う


ユリウス『あれは…上階…ほとんどの者は下階と中階までしか持たないと聞く聖なる存在の上位種その生息地も、昔と違い減って来たと聞くが…』

アゼール『結界術を纏う事が出来るとは…流石は、一級を出た魔法師ですわ…』


ジュベール『この感じは、あの3人組を相手して以来か...」

ジュベール『楽しみだ。どんな手を私に見せてくれるか…』


ジュベール『ガーディアンレオ…分断魔法を頼む』

すると…突然、光の壁が辺りを包みまるで迷路のようにその形状を変化させる


ユリウス『分断魔法…応用術の一つそれもかなりの高度な…これが上階』

ユリウス『分断魔法は、結界術が必須になる魔法…それも結界術を極めた者しか扱えない。ジュベールさんでも、結界術を極められないのか…それともあの聖なる存在が持つ光属性を発揮させる為か』


ユリウス『聖なる存在も魔の存在も、召喚術で呼び出せる者達は、最上階を除いてそれぞれ属性を一つだけ持っている。』


ユリウス『最上階は、属性を持たない…だがその代わりにある力が宿って居る』

ユリウス『それは…強力な特性だ…』

ユリウス『国の最高戦力となるのは何も、魔導将軍や雇った魔法師だけでは無いそれは、最上階の存在もその一つだ。』


ユリウス『国の強さは、魔導将軍の強さでは無く…保有して居る最上階の存在と王の強さに直結する。』

ユリウス『それぐらい強大な力を有している訳だ。』

ユリウス『誰かが…聖なる存在や魔の存在と我々の境界線は何かを、解いた者が居た』

ユリウス『それは…力では属性と特性をどちらか一つ持つかそれらを複数持って生まれて来るかだが…もう一つある。』

ユリウス『単純に話せるかだ。』

シェルピー『喋る事が出来るかですか…』

ユリウス『ああ…聖なる存在は、声を出して話す事が出来ない。絆と信頼を結ぶのは意思が合っているかで選ばれる』

ユリウス『高度な召喚術は主(あるじ)の声を聞いて命令を実行したりまたは、意思疎通でも可能になる。聖なる存在は、主の考えも読み解く事が出来るからだ。』


ジュベール『セーレス…私に加護魔法を、常に頼む。君の防御と風属性の耐性はピカイチだからね』

ジュベール『さて…戦う舞台は整ったあとは、済ませるのみどう出る?』

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