第31話 五つの魔法術2

第31話 五つの魔法術2


入門者『ライル会長!?』

入門者『あの、歴代最年少で魔導将軍から魔導協会会長に上り詰めた天才の…』

カルドラ『おや…また噂を広めてしまいましたか…まあ本当の事ですので続けましょう。』

カルドラ『応用術の次に、習得が困難と言われている回復術は、光属性を持つ者のみが…紋章術は、闇属性を持つ者のみが扱う事が出来ます。』

カルドラ『ですが、魔力特性と呼ばれている特別な、力を宿す。魔力を持ち得る者の中には魔法術とは別の術を持つ者達も中には存在します。』

カルドラ『私には、魔力特性を宿しているらしく水属性の特性が宿っています。』

カルドラ『このように、魔力特性を持つ者の力によって魔法術が、通用しなくなる為にも時には逃げを選択するのも一つの手です。』

カルドラ『魔導将軍は、逃げる訳にも行きませんが…』

カルドラ『冒険者なら別です。』

カルドラ『話は、逸れましたが回復術には習得者の魔力量によってその効果が決まっています。』

カルドラ『ほとんどの者たちは、簡単な怪我を治すことしか出来ません』

カルドラ『ですが、中には切断された腕や足を治したり病気や心の傷を治したりも可能な例外もあることをお忘れ無く』

カルドラ『紋章術ですが、闇属性だからと言って魔術扱いは受けません』

カルドラ『紋章術は、他者に自身の魔力を分け与えたり、他者や物に目印を付けて把握したりが一般的に知られているものです』

カルドラ『紋章術は、使い方を間違えればそれは魔術になる…人を操る事だって出来る』

カルドラ『まあこれは、行わなければですので…』

カルドラ『次は、結界術…結界術とはこれも魔力量によって左右します。』

カルドラ『広範囲に展開出来たり、分厚くなったりまた、狭いや薄いもあったりします。』

カルドラ『結界術は、磨けば様々な使い方が可能になります。』

カルドラ『魔力の反射に無効化、分割や反撃と存在します。』

カルドラ『最後の召喚術ですが、これは魔力を持っていれば誰でも習得出来ると言われています。』

カルドラ『習得は出来ますが、召喚で呼び出す聖の存在と呼ばれる者達が必要になります。』

カルドラ『これらは、絆と信頼で成り立つのが、一般的であり聖の存在にも主として認められねばなりません。』

カルドラ『それでは、実際に皆さんが最も合う魔法術を見つけ出して試してみましょう』

カルドラ『これから、中庭に向かいます。』

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