女子は日々モヤモヤと戦っているんです!

なぎ

女子特有のしんどさと戦っているんです

 エッセイであり、エッセイでありながらも女子の日々のモヤモヤを赤裸々に綴りたいと思います。まずですね、女子ってだけで大変なことがたくさんあるんです。


 まずは、ホルモンバランスです。毎月来る女の子の日もそうですが、それ以外にも日々ホルモンバランスに心身振り回されています。女の子の日の不調でさえ、理解されないことが多い中、排卵とか黄体期とか、女子は毎月4回性格が変わると言われているように、本当女子ってねホルモンの変化が激しいんです。


自分でも「なぜかわからないけど、最近イライラする」「なんか最近体が重い」「眠れない」とか思っていたら、「ああ、なるほどホルモンそうなってるのね」ということが多いです。


自分でも、ホルモンの調子を見てようやく理解するんだから、周りに理解してもらえないのは当然です。同じ女子でも不調の感じ方は人それぞれだから、自分と全く同じ思いを共有できるというのは難しいものです。


 女子のしんどさの2つ目は人間関係です。学生の時は、女子の人間関係に死ぬほど振り回されてきました。大人になり、今や在宅で人と会わない日常を過ごしてようやく人間関係の苦労から離れられましたが、女子はいくつになっても「みんなと同じ」「仲間」というものを大切にするのが良いところであり辛いところでもあります。


仲間意識が高いっていうのは、本当に素敵なことです。そこは認めます。でも、私はどちらかというと一人や少人数で行動するのが好きで、自分のペースを崩されるのが好きではありません。だからこそ、頻繁に会うのが好きな女子、大勢とわいわいするのが好きな女子とは会いません。


一時はそういう女子に憧れて、みんなとワイワイできる明るい女子がすごい!と思い込んで、そういうのを目指そうとしましたが、どんどん自分が死んでいくのを感じました。みんなそれぞれ違うんだから、みんなと同じとか、正反対の人に憧れても自分に向いていなければ心が壊れるんですよ。


 これは女子特有と言ったら差別になりそうですが、生きづらいことが多いと感じます。やっぱりまだまだ女子が家事をして育児をするのが当たり前っていう考え出し、女子が家を守ってっていうイメージがあるから、なんとなく制限されているように感じられます。


世間一般の主婦を見て、子供ができた友達を見て、「私もこうならないといけないのかな?」「夫に家事をやらせてるのはどうなんだろう?」と考えてしまう時があります。夫は何も文句を言わないし、夫婦としてはいい塩梅を少しずつ見つけられているとは思っています。


それなのに、ふとしたタイミングで不安になるとどうしても周りと自分を比べてしまいます。あー、やっぱり女子ってしんどい!でも、女子って楽しいとも思いながら生きています。


 今回このエッセイを書いたのは、しんどいとか辛いとか、そういうネガティブな気持ちだって押し込めずに吐き出していいんだよね!ということを改めて感じたかったからです。言いたいことを言いづらい世の中ではありますが、それでも本音を吐き出せる人が本当の仲間と繋がっていくんだと思います。そうであってほしいです。


この雑多なエッセイも、「なんかしんどい」と思っている女子に届けば嬉しいです。

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